2005年ぶどう園日記・現在状況報告編
ぶどう園日記 現在状況報告編(2005年1月11日)
元日から3日までは、甲斐路を収穫してツル観察センターに納品してました。
雪が降るんじゃ、って天候が予想されてましたから、
葡萄を買おうって人がいるとは思えませんでしたけど、
今の時期に珍しいことは確かだし、
3日間で5万人が来るとか予想されてましたから、
物好きな人もいるだろう、ってことで、
とにかく納品して販売してもらいました。
残ってたのは、売っても良いし、遊びに来た人にあげても良いし、
ってくらいの量でしたけど、少しづつ採って持って行って、
無理しない程度の売り方で完売したようです。
納品した後は、追加の連絡が来るまで、
剪定したり、肥料撒いたり、台風で壊れたビニールハウスの修理したり、
ビニールはりの準備したり、畑中を歩き回ってました。
そして、最後の納品を終わってから、初詣に行きました。
今年も、より良い年でありますように、お願いしてきました。
収穫が終わったものですから、
電話番、お客さんからの連絡を待つこともなくなったので、
本格的にビニールハウスの修理をしたり、
ビニールはりの準備を進めたり、いつもの冬の仕事をしてます。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2005年2月22日)
久しぶりに更新です。
天気予報を見て、明日の仕事を考えるんですけど、
天気予報は、だいたい「くもり」で、
実際の天気は、
晴れのち曇り、でもって、ときどき雨、という日が続きました。
今年は、いつもよりも1週間遅れで、2月5日(土曜日)に、
本園のビニールハウスにビニールはりました。
1月になってから、ずっと準備を始めてたんですけど、
ただでさせ天気悪い日が続いて、外の仕事がやりにくい上に、
昨年の台風で曲がってしまった鉄骨や、
錆びて朽ちてしまった鉄骨などを見つけては修理して、
ってのをやってましたから、
どんどん遅くなりました。
前日に最終準備、確認して、
土曜日に、八代市から4人、近所から1人、シルバー人材センターから7人、
それと家族3人、総勢15人で、
朝の6時半くらい、空が白み始めた頃には、
ビニールの塊を鉄骨の上に持ち上げて、広げ始めました。
午前10時くらいまでは、無風に近かったので、
わりと調子良かったんですけど、
お茶した後は、ちょっと風が出てきて、かなりのペースダウンでしたが、
あちこち仮留めしながら頑張って、
午後3時のお茶の頃には、全部広げてしまうことができました。
昨年は、前日までに、6棟か7棟か、家族だけでビニールはってたんですけど、
今年は、準備だけで精一杯で、全然はってなかったので、
その分だけ仕事が多かったことを考えると、
とにかく全部のビニールを広げてしまえたので、上出来でした。
紐をかけたり、網を広げたりって仕事が残ったものですから、
日曜日にも、シルバー人材センターの人達に7人来てもらって、
月曜日からは、自分達だけで、
紐を結び直したり、換気装置を動かせるようにしたりと、
雨が降らない時間帯を見つけては、細々とした仕事をやってました。
で、19日に、外側は、なんとか完成しました。
ビニールはりの後始末してるときも、
雨のときは、肥料を撒いたり、
ロザリオの樹を分園から本園のビニールハウスの中に移植したり、
他、いろいろ、暇無しでした。
今、天気の良いときは、分園の剪定と、
防風林の散髪と、
トンネルの鉄骨の修理、トンネルのビニールはりの準備をやってます。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2005年2月28日)
今まで、芽キズを入れて芽を出させるってことは、
やってこなかったんですけど、
今年は、ハウスのロザリオの種枝に、芽キズを入れてみました。
芽キズを入れるとは、文字通り、種枝の芽の近くに、
剪定バサミや専用の道具を使って、切りキズを付けることです。
芽ってのは、枝の先端の芽程、出やすいものなんですけど、
この芽キズによって、先端以外の芽を、先端の芽と勘違いさせて、
芽をださせる、ってな原理(?)だと思います。
ロザリオは、ビニールハウス内の設定温度を上げたり、
二重にビニールはって、夜温を、ちょっとでも上げようとしたり、
とにかく温度を上げて芽を早く出させようとしてきたんですけど、
思った程の効果が上がらず、...全然効果無くて、
早く出る芽もあるんですけど、なかなか出てこない芽もあり、
とにかく、芽が揃って出てこないものですから、
その後の作業、芽欠き、花房切り、粒間引き、
どれもこれも、早く芽がでたのと、遅くから芽が出たのと、
時期を分けて仕事することになり、非常に効率が悪いんです。
で、試しに芽キズでも入れてみようってことになったのです。
少しでも早めに芽が出てくれれば、
その分だけ収穫も早まるかもしれませんから、
余裕をもってお盆前に収穫できるようになるかもしれないんです。
ってのは、良いことなんですけど、
芽キズ入れる作業分だけ、仕事が増えて、人件費が増えますから、
...経費が増えるんです。
それに、ロザリオの収穫が早く始まると、
お盆前のロザリオの収穫量(注文)が増え、
その分だけ、お盆前の巨峰の収穫量(注文)が減るわけで、
巨峰の食べごろのタイミングをのがしてしまうんじゃなかろうか、
タイミングをのがしたものは売れないから、
最初っから巨峰の生産量を少なくした方が良いんじゃないか、
そんなことも考えてます。
...もっとも、
知り合いのぶどう園さんは、巨峰にもロザリオにも、芽キズを入れてるんですけど、
ロザリオは、やっぱり芽の出が不揃いらしくて、
あんまり期待せずに芽の出を待つことにします。
芽キズ入れたとこから、樹液が垂れてるんで、
なんとなく芽が出易そうな雰囲気にも思えるんですけど。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2005年3月19日)
週末ごとに寒波がやってきて、ちょこちょこ雪降って、
晴れの日が続かないです。
カンカン照りつけることが少ないものですから、
ビニールハウスの中も、夏バテするような暑さじゃないです。
それに、
ビニールはりが1週間ほど遅れたってことも影響してるんでしょうけど、
昨年と比べると、10日間くらい遅れてるような気がしてます。
最終的には、同じ頃に収穫を始められたりするですけど、
遅れてるってのは、やっぱり気になります。
二重ハウスの中で、今年から芽キズも入れてもらって、
揃って新芽が出てくるように期待されてるロザリオですけど、
いまのところ、期待通りではありません。
最初に出た5つくらいの新芽だけ成長して、こんだけ葉っぱも見えてきてるのに、
他は、まだまだ眠ってて、出てくる気配がありません。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2005年3月12日)
分園のトンネルハウスのビニールはりの準備をしてます。
伸びすぎた防風林を散髪したり、
昨年の台風のときに、パイプが曲がったりしたとこを、
時間無くて、そのままにしてたとこを交換したり、取り付け直したり、
強化したり、です。
ビニールハウスの中では、巨峰とセキレイの新芽が出てきてます。
まだ、枝の先端の芽だけで、多分、欠いてしまうと思います。
今年も、谷換気の開閉装置が壊れたとこがあって、
温度調節がうまくいかずに、部屋によって温度差があって、
芽の出にもばらつきがあるみたいです。
今年から芽キズ入れて、期待のロザリオは、
2つだけ、芽が出てきてますが、他は、まだまだの様な感があります。
分園の倉庫の横に、露地の巨峰が、5セ(5アール)程あったんですけど、
ここ2年間は、4月の突風による被害や、台風の被害で、
手間かけて葡萄を作っても、全く売りモノになりませんでした。
早い時期に葉っぱが落とされてしまったこともあって、
木の状態が良くなかったので、古い木を切って、抜いてしまって、
トンネルの中に植えてあった木を移植することを考えてたんですけど、
昨年の台風で、ぶどう棚も壊れてしまってて、
針金の張替えをしないと、移植してくることもできなさそうでしたから、
この露地で巨峰を作るのは諦めました。
しばらくは、駐車場、休憩場、物置にして、
販売状況などの様子を見ようと思います。
露地として残ったのは、5アールという非常に狭い面積だったものですから、
ビニールハウス、トンネルハウス、テラス、
雨の当たらないとこと同じように薬を撒布することになってしまって、
結果、雨が当たる露地には病気発生して、葉っぱを落としてしまったり、
施設と比べると、かなり品質が落ちてしまって、
売るに売れない、という状況でもありました。
露地が無くなるので、全体的な面積は狭くなるんですけど、
全部を露地で作ってた頃に比べると、
収穫時期にダメになる葡萄が減ってますし、
ここ2年は、露地の巨峰は販売してなかったわけですから、
ビニールハウス、トンネルハウスの巨峰の出来が良ければ、
販売量は、そんなに減ることはないと思います。
...たぶん。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2005年4月25日)
巨峰の花房切りをやってます。
誘引しながら、咲いてる花を見つけたら花房切りして、
他のは、手伝いのおばさま達に花房切りしてもらってますが、
単為結果にならないように、樹勢を落ち着かせようと、
たくさんの花芽を残しすぎたのか、予定よりも日数かかってます。
次から次に咲くものですから、誘引ほったらかしで、花房切りしてました。
天気良いので、ハサミを入れるたびに花粉がふわふわ飛んで、
腕も服も靴までも、黄色くなりそうです。
ハウスの真ん中あたりは、気温が高くて、ほとんど咲き終わってますが、
端っこの辺りは、ビニールを巻き上げて空気を入れるので、
風が当たるので、気温が上がらず、なかなか咲きません。
ロザリオとセキレイも咲きはじめてます。
ロザリオの咲き始めは、昨年よりも遅かったように思うんですけど、
平均して花芽が広がってて、同じような時期に咲きそうな気配です。
今年が2年目のピオーネとゴルビーと瀬戸ジャイアンツの花が咲きましたから、
種抜き処理をやってます。
瀬戸ジャイアンツは、もちょっと花芽があったように思ったんですけど、
だんだん消えてって、3つくらいしか残ってません。
なんで...?。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2005年4月5日)
昨年よりも1週間遅れて、
3月26日に、分園のトンネルハウスにビニールをはりました。
天気の良い日はあるのか...?、ってくらいに、
雨の日や、風の日ばかりでしたけど、
天気図を見つめ続けて決めた当日は、風の無いビニールはり日和でした。
さて、期待して心配してたビニールハウスの中のロザリオは、
わりと揃った状態で新芽がでてくるようになり、
緑色が目立つようになりました。
早いのと遅いのと、少しは差もありますけど、
同じような時期に花が咲いてくれれば、
昨年よりは仕事しやすそうかな、って雰囲気です。
それにしても、二重ハウスの開け閉め、ひじょーにめんどくさいです。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2005年5月2日)
ビニールハウスの巨峰の花房切りが、
昨日までかかって、やっと終わりました。
10日間かかったみたいです。
隣の山の陰になってる辺りは、今年も温度が上がらなくて、
なかなか咲かなかったんですけど、
昨日、今日で、けっこう咲いてくれてるみたいです。
最初に咲いたのを見つけたのは、4月16日とか、そのくらいでしたから、
大豆くらいの大きさになったのも、ちょこちょこ見かけます。
ほとんど天気の良いときに咲いてますから、
多分、良い状態で実どまりすると思うんですけど、
昨日、今日の雨降ったときに、風通しの悪い場所で、花カスが着いたまま、
なんだかショボショボ、ジトジトした感じの房が目についたのが気になります。
今日は、ビニールハウスのセキレイとロザリオの花房切りをやってました。
セキレイは、ほとんど咲いてる状態で、花房切りしやすかったみたいです。
咲き終わって粒々になってるのもあります。
ロザリオは、チラホラと咲いてる花芽もあれば、
満開の花芽もあります。
いつもは、成長がバラバラで、2、3回に分けて花房切りするんですけど、
状態がそろってるので、まとめてできそうです。
ホームページ、更新してないな〜と思いつつ、ずっと眺めてました。
デジカメ持ち出して、写真は撮ってたんですけど、
夕方は暗くなるまで畑の中にいて、
家に帰ると、お風呂入って、ご飯食べて、
そのままベッドに横になってテレビを見てたら寝てしまう、
という日々で、デジカメの中の写真をパソコンに転送するのも、
なかなか始まりませんでした。
ビニールハウスの巨峰の花が終わって、
ほんのちょっとだけ気が楽になって、
疲れにも慣れてきたのかもしれません。
久しぶりに更新でした。
昨年までと比べると、ビニールハウスの中に風が入りやすいように、
ハンドル回すだけで、サイドのビニールを巻き上げられるようにして、
今まで開けてなかったとこも開けることができるようにしてたんで、
開け閉めが、ちょっと楽になったんですけど、
それでも、風の弱い日の午後1時〜2時くらいは、かなり暑かったです。
人も、ぶどうの葉も、くた〜っとしてるように見えました。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2005年5月13日)
ビニールハウスの巨峰は、ビニールハウスの中央辺りは、
有核で実どまりしたものが多くて、
粒の多い房が、ごろごろしてて、粒も大きくなってきてますけど、
ビニールハウスの隅っこやら、防風林の陰の辺りやら、
枝の勢いが強すぎて陰になった辺りは、
流れてしまったのが多かったみたいです。
花房切りしたサイズが、ちょっと長いのもあったみたいです。
あんだけ天気が良かったのに、と、ちょっと残念な気もしますが、
ま、粒の少ない房は、粒の大きな房になるだろう、
という気もしてます。
とにかく、湿気防止のために地面に敷いてたビニールマルチをはいで、
草刈して、水を撒いてます。
ビニールハウスのロザリオは、揃って花が咲いてくれたので、
巨峰と同じ日に、地面に敷いてたビニールマルチをはいで、
草刈して、水を撒いてます。
あんまり大きな房にならないように花房切りしたつもりなんですけど、
有核なのか、単為結果が混じってるのか、まだ分かりません。
トンネルの巨峰は、あれよあれよと言う間もないくらいに
花が咲き始めて、
いつのまにか粒々になってるのもあって、
慌てて花房切りしました。
若木ばっかりってこともありますけど、
芽が出てから樹勢が弱った木があったものですから、
全体的な房数は少ないです。
上を見ると空が見える、ってとこが、けっこう多いんです。
お昼のテレビ番組で、山野草の撮り方ってのをやってましたから、
真似して、虫眼鏡を使って接写してみました。
左側は、種無し処理するゴルビーを花房切りしたもので、花が咲き始めてます。
右側は、巨峰の花房の一番上の部分で、花が咲いてるとこです。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2005年5月17日)
ビニールハウスの巨峰は、少しづつ粒が大きくなってきて、
有核無核も分かりやすくなってきたので、
1枝に1房づつになるように、
1枝に2房以上生ってるものは、有核の粒の多い1房を残して、
他の房を切り落としてもらってます。
ずいぶんと木の負担が減ったようで、房落とししたとこは、
まあまあ見やすくなってきてます。
数日したら、粒の太り具合を見ながら、
細い枝に生った小房などを切り落として、房数を減らして回ります。
ビニールハウスのロザリオは、
だんだんと粒が大きくなってきてはいるんですけど、
巨峰と比べると、まだまだ分かりにくい状態です。
有核なのか、単為結果が混じってるのか...。
たっぷりと水をやりたいんですけど、
なんせ地下水をポンプアップして、
畑中のマイクロスプリンクーラーに流して撒いてるので、
なかなか「たっぷりと」ってわけにはいきません。
雨が少ないのは、花の咲いてる時期にはありがたいことなんですけど、
ちょっと多めに水をだそうとすると、ポンプが空回りして、
粒を太らせる段階になると、今年も水不足が心配です。
トンネルのセキレイやらロザリオやら、巨峰以外の花が咲き始めましたから、
房切りしてました。
病気にも薬にも弱い品種ですから、
できるだけ天気の良いときに咲き終わってほしいんですけど、
明日から雨になりそうで、ヤな感じです。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2005年5月18日)
トンネルハウスの端っこに、試しに植えてたゴルビーの花と実どまりです。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2005年5月24日)
ビニールハウスの巨峰を、粒間引きしてます。
1枝に1房づつになるように摘果してから数日経ちましたから、
粒が大きくなってきたかどうかチェックして、
あんまり粒が大きくならなさそうな房や、
どーしようもないくらいの小房、バラ房など、
気に入らない房を切り落としてます。
その後、粒間引きしてもらってます。
畑中に、切り落とした房がゴロゴロ転がってて、粒々が落ちてて、
歩くと、ポリポリ、ボキボキ、って音がします。
粒間引き前の写真なんですけど、
左側の方が、たくさんの粒がついてて、今現在の見てくれは良いんですけど、
右側の方が、間引く粒数が少なくて、作業量としては少なくてすみます。
ビニールハウスのロザリオは、
だんだんと粒が大きくなってきてはいるんですけど、
巨峰と比べると、単為と有核が、まだ分かりにくい状態で、
とりあえず、1枝に1房になるように、切り落として回ってます。
トンネルハウスの巨峰とセキレイの花が咲き終わって、
粒々が目立ってきました。
セキレイは、咲いてないツボミも残ってて、まだよく分かりませんけど、
巨峰は、ちゃんと実どまりしてると思います。
こんだけ良くとまれば、1枝に1房にするのは楽そうですけど、
樹勢が弱すぎて、全然のびてない枝が多くて、
粒を大きくするのに苦労するかもしれませんし、
若木ばかりですから、ヘタに追肥の量を増やすと、延びだしたら止まらなそうで、
迷ってばかりです。
トンネルハウスのロザリオは、花が咲き始めましたから、
昨日、房切りしました。
天気が良いうちに咲き終わることを祈ります。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2005年6月1日)
ビニールハウスの巨峰は、粒間引きの2回目が終わろうとしてます。
粒が少なかった房は、間引く粒の数も少なくて、けっこう簡単なんですけど、
なまじっか粒数が多い房は、型の良い房にしようって考えてしまうみたいで、
なかなか粒数を減らせなくて、苦労してます。
元気のあるとこは、粒が伸びてきてて、緑色してますけど、
元気が足りないとこ、少し粒が小さいとこは、そろそろ色着き始めました。
一気に紫色に色着くのは、調子良いんですけど、
こんな感じに、粒全体がピンク色になるのは、あんまりほめられたもんじゃないです。
見ての通り、小さい1粒だけ色着き始めてます。
ビニールハウスのロザリオは、粒間引きを始めました。
とりあえず、種の入ってなさそうな小粒を間引いてるんですけど、
あいかわらず粒が多すぎて、なかなか進みません。
かなり時間かかりそうです。
毎年思うことですけど、ロザリオは、これがなけりゃあ良いんですけど。
...ま、ロザリオは、他にも困ることが多すぎますがね。
トンネルハウスの巨峰は、実どまりが確認できたので、
1枝に1房づつになるように、房を切り落として、
さらに、細い枝に生った小房などを切り落として、房数を減らしました。
とにかく、樹勢が弱すぎたみたいで、実どまりが良すぎて、
びっちりと粒が着いてて、枝が伸びてなくて、「あらまー、どうしましょ。」って感じです。
とりあえず、たくさんの房を切り落としてみました。
トンネルハウスのロザリオも、北側の一部を除いて、花が咲き終わってます。
まだ有核なのか無核なのか、分からない状態です。
良さそうな雰囲気はあるんですけど、
昨年も、今の時点では良さそうな雰囲気だったのに、小粒が多かったし、
なんたって5年目の若木ばかりですから、これからどーなるか、分かりません。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2005年6月23日)
ビニールハウスの巨峰は、6月10日までに袋かけが終わりました。
昨年と比べると、袋の枚数は、ちょっと多かったんですけど、
極端に大きな房は少なくて、
中サイズの袋をかける房が多かったみたいです。
毎年のことですけど、袋かけた直後は、
なんとなく粒が縮んできたように思えてたんですけど、
10日くらい経った頃から水が回ってきたような色になって、
色着き進むに従って、再び粒が大きくなりはじめました。
ビニールハウスのロザリオは、ビニールハウスの巨峰に引き続き、
袋かけしました。
いつもは、巨峰の袋かけが終わってから、
しばらく日数あけて、最終的な粒間引きをして、袋をかけるんですけど、
巨峰が遅れたこともあるんですけど、
日数をあける必要がないくらいの状態になってました。
このまま順調に進んで、いつもよりも収穫が早まることを願います。
あちこち見て回れば、水が回ってきてる房もあると思いますけど。
袋かけのショックから抜け出せてないような状態で、
ジーっとしてて、動きがないのがほとんどだと思います。
トンネルハウスの巨峰も、昨日、袋かけが終わりました。
びっちりと粒が着いてて、枝が伸びないんじゃないかと心配してましたけど、
房数減らして、粒を間引いたら、粒が大きくなって、
力が出てきたみたいで、今は、先端の太い枝だけですけど、脇芽欠きが忙しいです。
写真は、6月16日に撮ったものです。
今は、もちょっと粒が大きくなってて、もちょっと粒が丸まり始めてて、
たまには、色着き始めた粒もありました。
トンネルハウスのロザリオは、最終的な粒間引きをしてるとこで、
セキレイと一緒に、明日くらいには袋かけできると思います。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2005年6月25日)
今日、トンネルハウスのセキレイとロザリオの袋かけが終わりました。
これで、パートさん達にやってもらう管理作業は終わりました。
後は、僕の仕事が、た〜っぷりと残ってます。
草刈りして、肥料やって、脇芽欠いて、また脇芽欠いて、
ビニールはいで、カラスの罠をしかけて、
...それから、袋やら箱やら、収穫の準備もせねば。
収穫開始まで、お仕事の日々が続きそうです。
果袋をとったり、かけたり、何度も繰り返すと、
せっかくの白粉がとれてしまいますいし、
デジカメを持って歩く時間も無くて、
色着き始めてからの写真を撮らなかったんですけど、
やっぱり気になって、あっちこっち見て回ってしまうので、
ついでに写真も撮りました。
全部を見て回ったわけじゃあないですけど、
多分、一番色着き早いやつだろうと思います。
色着きは、左側の写真の方が良いんですけど、
右側の方が、粒の大きさと張りには自信があって、とても楽しみにしてるのです。
この写真では、粒の大きさなど、分からないと思いますけど、
左側の房には、大果袋を、右側の房には、特大果袋をかぶせてあるのです。
全部の房が、こんなんばっかりだったら良いんですけどね〜、
中果袋をかぶせてあるのも多いんです。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2005年7月14日)
6月には雨が降らずに、7月になってから雨が降り続いてます。
明日には、さすがに晴れてくるんじゃないかと期待してます。
梅雨の間は、夜中になると、ピカッゴロゴロと雷さんが騒ぎだすものですから、
雨合羽着て、暗い畑の中を走り回り、
ビニールハウスの谷換気装置の電源切って、コンセントを抜いてってのを、
毎晩のように繰り返してました。
粒が小さかったり、房数が少なかったりして、
早めに色着くだろうと思ってた辺りが、
梅雨の湿気のためなのか、思ってたよりも粒が大きくなってしまって、
色着きが遅れてしまいました。
で、色着き進めるために、まだ梅雨明け前なんですけど、
昨日(7月13日)、本園のビニールをはぎました。
昨年よりも、5日遅れです。
毎年、ビニールをはいでから、1週間くらい御日様に当てて、
それから収穫を始めますから、
今年の収穫開始は、...こそっと収穫始めるのは、
7月20日とか、そのくらいだろうと思います。
新聞の折込チラシは、25日頃に入れることにしました。
とにかく、毎日、晴れてほしい、です。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2005年7月21日)
遅れてやって来て遅れて明けた梅雨の影響で、
巨峰の色着きは、1週間程遅れてるみたいですけど、
ビニールはいでからの晴天続きのおかげで、
少しづつ、収穫できるようになりました。
まだ宅急便の旗も立ててませんし、チラシも出してませんけど、
毎年、ちょっと早めに来られるお客さん、
ちょっと酸味強い巨峰が好みのお客さんが、チラホラと来られます。
小屋の中も準備中で、畑仕事が残ってることもありまして、
地方発送は、予約だけ受けて、
25日に新聞の折込チラシを入れますから、
それ以降に発送させてもらうことにしてます。
...何個かは、今日、送りましたし、
同じ送り主さんの残りの分は、明日、送ります。
年に1回の御中元だからって、落ち着いてらっしゃる方々と、
早く早くって、送ってしまうまで落ち着かない方々と、両極端です。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2005年8月19日)
収穫時期なものですから、睡眠第一ということで、久しぶりの更新です。
本園(ビニールハウス)の巨峰は、房数が多かったつもりだったんですけど、
房型が小さいのが多かったのか、
米ノ津弁で言うところの「でがなかった。」で、
今は、袋がまばらに下がってる程度で、そろそろ無くなりそうです。
来週からは、分園で営業することになると思います。
ロザリオは、8月10日に採り始めたばかりで、
まだ薄味ですから、あんまり収穫進んでなくて、まだまだたくさんあります。
これからです。
今年は、6月に天気の良い日が続いた後に、梅雨が遅くからやってきて、
ぶどうがショックを受けたみたいで、
色着きが遅れた、と言うか色着きが止まってしまったような感じでした。
梅雨明けを待ちきれないようなタイミングでビニールをはいでから、
再度、色着きが始まったんですけど、
ちゃんと色着くまで待つのが大変でした。
お客さんから注文を受けた発送伝票も、ためこむのが多くて、
「発送は、今日じゃなくて、少ししてからで良いですか...?。」
って言って、了解もらって、
1週間〜2週間後くらいに発送したのも、けっこうありました。
苦労した7月でしたが、
台風がよけてくれて、晴天が続いたこともあって、
8月になってからは、徐々に出荷できる量が増えてきました。
「今年は天気が良いから、ぶどうの出来が良いんじゃないですか。
甘いんじゃないですか。」って、
お客さんに言われること多いんですけど、
今現在の天気だけでは語れないことが多いのです。
7月は、黒色に近い巨峰を出荷したいと思ってますけど、
この海岸沿いの昼夜の温度差のない土地では、
8月になっても黒い巨峰なんてのを作ってたら、
熟れすぎでポロポロ落ちてしまって、
地方発送もできないですから、
ピーク前に収穫しても美味しい巨峰を目指してまして、
今は、ビニールハウスの巨峰の最後に近いので、
けっこう赤い巨峰になってます。
8月20日発売の月刊リープのデートコース特集に載るはずですから、
買われた方は、探してみてください。
開園前に読者モデルのカップルさんを連れて取材に来られました。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2005年8月24日)
8月21日(日曜日)から、
分園で営業してます。
本園の巨峰も、状態の良いとこが残ってますから、
箱詰め、家庭用袋入りに使ってます。
ぶどう狩りと地方発送は、分園のトンネルハウスの巨峰です。
毎年、この時期には、分園での営業になるんですけど、
場所が分からない方も、まだいらっしゃいますから、
本園の入り口で、分園の場所を案内してます。
8月20日発売のLEAPの38ページに、
「思い出作りデートスポット」として載せてもらいました。
カメラマンさんが写真撮ってるのを、横とか後ろから見てましたけど、
試食するところなどの見慣れた景色も、
「カメラマンが撮ると、こんなに綺麗になるのか。」って思いました。
葉っぱも草も、明るく綺麗に撮れてます。
気のせいかもしれませんけど、
発売された次の日の日曜日には、
若い人達が、ぶどう狩に来てくれてたように思います。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2005年9月1日)
ぶどう園日記 現在状況報告編(2005年9月6日)
8月21日(日曜日)から、
分園で営業してます。
毎年、この時期には、分園での営業になるんですけど、
場所が分からない方も、まだいらっしゃいますから、
本園の入り口で、分園の場所を案内してます。
今日(9月6日)、台風14号の中心が出水市の辺りを通り過ぎていきました。
気象庁のホームページやら、iモードの気象庁のホームページやら、
ずーとチェックしてたんですけど、
昨日の昼くらいには、宮崎沖を通りそうな雰囲気になってきたので、
大丈夫かなって思ってたんですけど、
夕方には、薩摩半島に向きを変えて、
(「向きを変えて」って言うのは、僕の意見、感情であって、
台風14号自身は、最初っから、
薩摩半島に向かうつもりだったのかもしれませんけど、
でもやっぱり、向きを変えたように見えました。)
そのままズルズルと、上陸することなく、右(東)に向かうこともなく、
海岸づたいに出水市も通り過ぎていきました。
勢力も衰えることなく近づいて来ましたから、
こりゃあヤバイと思ってたんですけど、
物や建物が壊れるような音がすることもないまま、台風の目に入ったみたいで、
静かになったので、外を歩いてみると、
小屋もビニールハウスも壊れてなくて、
ぶどう園の中の葉っぱも綺麗にしてるし、
果袋も綺麗にしてるし、あんまり揉まれなかったみたいです。
防風林が1本だけ折れて道に転がってたくらいで、
いまのところ目立った被害は無いみたいです。
風と一緒に雨がたくさん降ったので、
直線的な風で、あんまり揉まれなかったのか、
近づいて来た方角が良かったのか、
矢筈山や紫尾山の陰になったのか、
何だかよく分かりませんが、とにかく良かったです。
看板が倒れてないかと、出水市内を見てまわりましたけど、
バス停の看板(?)が倒れてたのと、
早期の稲ですかね、黄色くなってた稲が、ちょっと倒れかげんだったくらいが、
被害っぽい被害のようでした。
...六月田橋の上から見た川の流れは、凄かったです。
茶色い水が、ゴーゴーと流れてました。
ということで、まだまだ巨峰の収穫が続きます。
それにしても、台風14号が通った跡は、
Joint Typhoon Warning Center
の予想進路図通りでした。
あんまり信じたくない予想進路でしたけど。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2005年9月17日)
8月21日(日曜日)から、
分園で営業してます。
毎年、この時期には、分園での営業になるんですけど、
場所が分からない方も、まだいらっしゃいますから、
本園の入り口で、分園の場所を案内してます。
分園の巨峰の残りが少なくなれば、本園で、家族だけで営業するつもりです。
分園の真ん中辺りを歩いてると、パラッパラッと、果袋が疎らに下がってるだけで、
残り少なくなったように感じますが、
畑の隅っこまで行くと、たくさん残ってるとこもあります。
巨峰の収穫の終わりが近いことは確かですけど、
セキレイの傍に植えてある巨峰は、ビニールを被せたままにしてありますから、
葉っぱも綺麗にしてて、やっと色着いてきたくらいの状態です。
ロザリオ、セキレイは、11月、12月まであるんですけど、
「やっぱり巨峰を」と言われる方も多いですから、
10月になってからも巨峰を収穫できるように、
しばらく残しておこうと思います。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2005年9月28日)
分園の巨峰の残りが少なくなりましたから、
本園で、家族だけで営業してます。
10月以降は、研修のために他所のぶどう園を見に行ったり、
ビニールハウスの修理をしたり、枝を切ったり、
来年のための仕事を始めますから、ときどき休みの日もあります。
誰も居ないときに来られて、そのまま帰られてしまうのは残念ですから、
遠くから来られるときは、電話で問い合わせてください。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2005年10月2日)
分園の巨峰の残りが少なくなりましたから、
本園で、家族だけで営業してます。
10月以降は、研修のために他所のぶどう園を見に行ったり、
ビニールハウスの修理をしたり、枝を切ったり、
来年のための仕事を始めますから、ときどき休みの日もあります。
誰も居ないときに来られて、そのまま帰られてしまうのは残念ですから、
遠くから来られるときは、電話で問い合わせてください。
今年も、9月29日から、
出水市出水駅観光特産品館・飛来里(ひらり)に、
ロザリオとセキレイを置いてもらってます。
パッケージは、昨年と同じで、
お土産用の300gパック、1kg箱、それに家庭用500g袋の3種類です。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2005年10月11日)
巨峰は、だんだんと色の薄いものになってきましたけど、
「やっぱり巨峰が食べたい。」って方がいらっしゃるものですから、
家庭用の袋入りだけですけど、少しづつ採ってきて販売してます。
10月以降は、研修のために他所のぶどう園を見に行ったり、
ビニールハウスの修理をしたり、枝を切ったり、
来年のための仕事を始めますから、ときどき休みの日もあります。
誰も居ないときに来られて、そのまま帰られてしまうのは残念ですから、
遠くから来られるときは、電話で問い合わせてください。
今年も、9月29日から、
出水市出水駅観光特産品館・飛来里(ひらり)に、
ロザリオとセキレイを置いてもらってます。
パッケージは、昨年と同じで、
お土産用の300gパック、1kg箱、それに家庭用500g袋の3種類です。
1ヶ月間の集計結果が出ないと、はっきりしませんけど、
2年目の今年は、昨年よりも認知度が上がったように思います。
ちょっとだけですけど、日々の売り上げが増えたかな、という気がしてるのです。
家庭用500g袋が多いのは昨年同様ですけど、
お土産用の300gパックが、予想以上に買われてるのです。
ロザリオの白色と、セキレイの赤っぽい色の組み合わせが、
綺麗で、おめでたい感じで(?)、
手土産を求めて飛来里に来られる人にとって、新幹線に乗る人にとって、
ちょうど良い大きさなのかもしれません。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2005年10月20日)
出水市ローカルニュース・バックナンバー
に書いてる出水麓まつりですけど、
今夜、主催者から依頼がありまして、まつりに協力することになりました。
昨年同様、「お金は無いですけど、抽選会の賞品なら提供できると思います。」
ということで、セキレイとロザリオの詰め合わせ1kg箱を10箱、
黄色いぶどう狩り袋に入れて提供することになりました。
パンフレット(プログラム)の「抽選会商品協力者」のページには、
名前は載ってないと思いますけど、
もしかしたら、抽選会でセキレイとロザリオが当たるかもしれませんから、
出水麓まつりに来られたら、
入り口で渡されるプログラムの端っこに抽選券があるらしいので、
それを抽選箱に入れて、最後の抽選会まで見てって下さい。
巨峰は、だんだんと色の薄いものになってきましたけど、
「やっぱり巨峰が食べたい。」って方がいらっしゃるものですから、
家庭用の袋入りだけですけど、少しづつ採ってきて販売してます。
10月以降は、研修のために他所のぶどう園を見に行ったり、
ビニールハウスの修理をしたり、枝を切ったり、
来年のための仕事を始めますから、ときどき休みの日もあります。
誰も居ないときに来られて、そのまま帰られてしまうのは残念ですから、
遠くから来られるときは、電話で問い合わせてください。
今年も、9月29日から、
出水市出水駅観光特産品館・飛来里(ひらり)に、
ロザリオとセキレイを置いてもらってます。
パッケージは、昨年と同じで、
お土産用の300gパック、1kg箱、それに家庭用500g袋の3種類です。
1ヶ月間の集計結果が出ないと、はっきりしませんけど、
2年目の今年は、昨年よりも認知度が上がったように思います。
ちょっとだけですけど、日々の売り上げが増えたかな、という気がしてるのです。
家庭用500g袋が多いのは昨年同様ですけど、
お土産用の300gパックが、予想以上に買われてるのです。
ロザリオの白色と、セキレイの赤っぽい色の組み合わせが、
綺麗で、おめでたい感じで(?)、
手土産を求めて飛来里に来られる人にとって、新幹線に乗る人にとって、
ちょうど良い大きさなのかもしれません。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2005年10月26日)
出水市ローカルニュース・バックナンバー
に書いてる出水麓まつりですけど、
抽選会の商品として、セキレイとロザリオの詰め合わせ1kg箱を10箱、
黄色いぶどう狩り袋に入れて提供するんですけど、
築地蒲鉾店さんの出店のテーブルの端っこに、
飛来里で販売してる家庭用袋入りを、
少しだけ置いてもらって販売しましょう、って話もあります。
まあその〜、売り物はともかく、出水麓まつりに来られたら、
最後の抽選会まで見てって下さい。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2005年11月11日)
ここ数日、肥料撒きしてます。
粉末になってる肥料なものですから、
ちょっと風があると、吹き飛んでしまって、もったいないので、
最初にスプリンクーラーで水を撒いて、土やら草やらを湿らせてから、
夕方遅く、風の無い時間帯をねらって肥料を撒いてます。
そして、風で吹き飛ばされる前に、スプリンクーラーで水を撒きます。
できれば、肥料が土に入り込むまで、水をまきたいんですけど、
スプリンクーラーの水量が少ないものですから、
吹き飛ばない程度に湿らせといて、雨が降るのを待ちます。
朝も、風の無い時間帯があるんですけど、
巨峰の収穫が始まってから、ずーっと休み無しみたいなもんで、
さすがに疲れてきてまして、朝早くは起きれません。
朝早く起きれても、明るくなる時刻が遅くなってきてますし、
ちょっと肥料まくと、服は真っ黒、体は汗ビッショリで、
そのままでは、朝ご飯食べたり、
ぶどうの箱詰め、袋詰めもやりにくいので、
本格的な肥料まきは、やっぱり夕方です。
今年も、出水市出水駅観光特産品館・飛来里(ひらり)と、
出水市ツル観察センターに、
ロザリオとセキレイを置いてもらってます。
パッケージは、昨年と同じで、
お土産用の300gパック、1kg箱、それに家庭用500g袋の3種類です。
花車さんも、
夏の巨峰にひきつづき、
10月になってからは、セキレイを注文して下さってますから、
今でも持って行ってます。
定食のデザート..?、お弁当のデザート..?、
どの料理と相性が良かったの...?、
いろいろと訊いてみたいのですが、いつ行っても忙しそうで、
訊きそびれてます。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2005年11月25日)
トンネルハウスのセキレイとロザリオを中心に収穫を進めてきましたけど、
12月のお歳暮シーズンも近づきましたし、
入り口に植えてある甲斐路の色着きを進めようと思って、
雨に当たらなそうな部分だけ、果袋をとりました。
今年は、奥のセキレイの葉っぱよりも、手前の甲斐路の葉っぱの方が、
早めに紅葉してきてます。
紅葉ついでに、花苗と鉢を買ってきて、飾りつけました。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2005年12月1日)
11月の出水市出水駅観光特産品館・飛来里(ひらり)と、
出水市ツル観察センターでの販売実績がでてきました。
「昨年は物珍しさで買われただろうけど、今年はどうだろう。
台風の影響を受けてない分だけ、セキレイの状態は、昨年よりも良いんだけど。」
って心配してました。
ちょっとだけですけど、販売量が増えたみたいです。
特に、飛来里では、常連さんもできたみたいです。
買って下さった方々に直接会ってないだけに、
ここで「ありがとうございます。」と言いたいと思います。
ありがとうございます。
花車さんも、
夏の巨峰にひきつづき、
10月になってからは、セキレイを注文して下さってますから、
今でも持って行ってます。
定食のデザート..?、お弁当のデザート..?、
どの料理と相性が良かったの...?、
いつ行っても忙しそうで、訊きそびれてたんですけど、
「花車で食べました。」ってお客さんの話では、
定食(ランチ)のデザートとして、
「メロン、柿、それに、セキレイが2粒入ってた。」ということでした。
他には、「メロン、パイナップル、セキレイが2粒だった。」
ってお客さんもいらっしゃいました。
季節ごとにフルーツを変えてらっしゃるのか、
料理ごとに変えてらっしゃるのか、って思ってたんですけど、
こんなやり方もあったんですね。
ひとつの果物だけが、皿にドーンとのっかってるよりも、
いろんなものを少しづつ食べれるし、色合いも良いし、
気をつかってらっしゃったんですね。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2005年12月13日)
いつからか忘れてしまいましたけど、ひじょーに寒い日が続いてます。
上着もズボンも、着れるだけ着込んでますから、
体全体で寒さを感じることはないんですけど、
小屋で、選別や、箱詰めや、袋入れやらするものですから、
手袋してるわけにはいかなくて、手がかじかんでしまいます。
待ってらっしゃるお客さんも、
寒さを忘れようと喋りっぱなしだったり、足踏みされてたり、
ひじょーに寒そうです。
いっそのこと、小屋を閉めきって、
ストーブでも点けとこうかしら...とも思いますけど、
小屋を建てるときには、
こんな冬場に葡萄の選別をやるってことを想定してなかったものですから、
小屋を閉めきるのはシャッターだけなのです。
シャッター閉めとくと、誰も居ないと思われて、
お客さんも入ってこられないでしょうから、閉めるわけにはいきませんし、
困ったもんです。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2005年12月22日)
昨夜から雪が降り続いて、遠くの山も、田圃も、畑も、雪が積もってました。
11月の暖かな冬を過ごしてた頃には、
12月に畑に雪が積もるなんて考えもしませんでした。
テラスやビニールハウスの御蔭で、
セキレイに雪が降り積もるってことはないんですけど、
風が強いし、気温が下がるしで、凍ってしまうんじゃなかろうかって、
心配してたんですけど、どーにか大丈夫みたいです。
少しでも寒さが和らぐようにって、
テラスの天井から地面まで、ビニールを垂らして、
風が入らないようにしたんですけど、
あまりの風の強さに、ビニールが吹き飛んでしまったみたいです。
朝は、寒さに負けて起きれなかったんですけど、
注文があったので、畑に出て、採ってきました。
ビニールハウスの中なので、雪は降らないんですけど、
畑に行くまでの道のりは雪の中で、車のタイヤが滑ります。
外の雪が音を吸収するせいか、いつものビニールハウスの中なのに、
異様に音が響くような気がして、変な感じでした。
もっとも、雪が降るときに、ぶどうの収穫をすること自体、変な感じなんですけど。
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