2008年ぶどう園日記・現在状況報告編
ぶどう園日記 現在状況報告編(2008年1月6日)
あけましておめでとうございます。
本年も、どうぞよろしくおねがいします。
昨年は、分園に新しいテラスが出来上がって、木陰が増えて、
ぶどう園の中まで歩いて行かなくても、ぶどうが見れるようになって、
喜ばれたお客さんも多かったと思います。
真ん中に植えたセキレイは、移植したばかりで葉っぱも少なかったんですけど、
今年は、たくさんの新芽が伸びて、葉っぱが生い茂って、涼しくしてくれることでしょう。
この数年、種無し品種の生産に挑戦してきて、
それらしい形になってきてはいるのですが、けっこう美味しくなってきてはいるのですが、
従来の種ありの巨峰やロザリオビアンコと食べ比べてしまうと、
どうしても種あり品種の方が美味しく感じられるものですから、
なかなか種無し品種を販売できずにいます。
温暖化の影響がでてきているのか、
着色時期に夜温が下がらなかったり、昼間の温度も上がりすぎたり、
着色が難しい気候に変わってきてるように思いますから、
得意分野の種あり品種に集中した方が良いんじゃなかろうかとか、
畑と肥料が、種無し品種には向いてないじゃなかろうか、いろいろと思案中です。
最近の4シーズンは、ロザリオとセキレイの生産量が増えてきましたから、
12月まで、安定して収穫時期が続くようになって、
お菓子屋さん、ミカン屋さん、農産物販売所の方々など、
他の業種の方とも知り合う機会ができましたし、
遠方からツル観光に来られたお客さん、雑誌を見て来られたお客さん、
「KBCテレビのるり色の砂時計を見ました。」ってお客さん、
出会いが増えたな〜って感じてます。
このお付き合いが永く続きますように、今年も頑張って良いものを作りたいと思います。
新しい年が、すばらしい一年になりますように、
皆様の健康と御多幸を、お祈り申し上げます。
ところで、今日(1月6日)、セキレイの収穫が終わりました。
長〜い収穫シーズンでした。
ありがとうございました。
12月になってから、「特産館いずみで、
セキレイを食べました、買いました、今頃に珍しいですねえ。」って言って来られるお客さんが増えて、
お歳暮の発送、注文が増えましたし、
年末年始にかけては、帰省されたご親戚のために買われるのか、
特産館いずみでの家庭用袋入りの販売が好調で、
今日も足りないくらいだったみたいで、
店員さんに問い合わせて下さったお客さんもいらしたみたいで、
ホントに、ありがとうございました。
出水市ツル観察センターの特産品売場に置いてた袋入りも、
完売してました。
早いとこ終わらせねば、って思って頑張ってきたんですけど、
いざ無くなるとさびしいものです。
ですが、これでゆっくり休める、..というわけではなく、
さっそく、というか、年末ころからやってたことですけど、
剪定やビニールはりの準備に専念できるようになりました。
...その前に、年末調整、資材などの棚卸し、ビニールの注文書、他にも何かあったなあ、
たくさんの書類も書かねばなりません。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2008年1月22日)
剪定、枝集め、木灰作り、ビニールハウスの鉄骨修理、ビニールはりの準備、
防風林の散髪など、天気次第で、いろんな仕事をしてます。
収穫が終わってからは、畑仕事だけになりまして、効率は良くなったハズなんですけど、
年末に風邪ひいた影響と、忙しい忙しいと仕事続きで疲れが抜けないのと、
ここ数日の雨模様で、けっこう仕事が遅れてまして、
気分が滅入ってしまってます。
遅れを取り戻そうと、少々の雨の中を頑張ってはいるんですけど、
体が畑仕事に慣れてないのか、夜は、いつのまにか寝てしまってる毎日でした。
ちょっとだけ、体が慣れてきたのか、夜遅くまで起きていられたものですから、
久しぶりにホームページの更新です。
収穫が終わってからも、
「年末に知り合いの人から戴いたんですけど、まだありますか...?」って、
成人の日を過ぎても問い合わせ、注文の電話が多くありまして、
その度に、なんとなくもったいないような気もしてました。
でも、今は、セキレイの葉っぱも落ちてしまいましたし、
休眠状態になってると思いますから、あれ以上たくさん生らせてても、
今まで残しておくわけにはいかなかったのです。
なんとか、今年の秋冬まで覚えといてほしいもんです。
剪定してると、セキレイの2番果が、ちょこっと生ってたりして、
けっこう赤く色着いてるものですから、採って冷蔵庫に入れといて、
1粒、2粒と、気が向いたときに食べてます。
デラウエアと同じくらいの大きさで、
売り物になるような粒の大きさじゃあありませんけど、
板前さん達のマカナイ飯みたいなもんで、けっこう甘くて美味しいのです。
巨峰の2番果は、真黒く色づいてても酸っぱいんですけど、
セキレイの2番果は、少々色が薄くても甘いのです。
皮が硬いので、皮ごと食べるってわけにはいきませんし、
粒が小さいわりには、種は普通に大きいもんですから、食べる部分は少ないのです。
懐かしく味わう程度のものです。
今日は、西出水小学校の招待給食にお呼ばれしてましたので、行って来ました。
1月24日が学校給食記念日で、その日をはさんだ週を学校給食週間とされてて、
「鹿児島を丸ごと味わう学校給食」を実施されてます。
その一環として、物資納入契約業者、地場産物生産者を招待して、
給食試食会だったのです。
昨年12月に、招待状ってのが送られて来てまして、
僕には子供いませんし、近所の子供達と遊ぶってこともないもんですから、
子供に慣れてなくて、喋り方も分からず、
「一緒に給食だなんて、どうしたもんだろう。」って迷っていたのですが、
栄養士さんも、「是非」って言われるものですから、一応、申し込みしてたのでした。
申し込みしたは良いけど、「どうしよ..?」って、ずーっと気になってまして、
1週間くらい前から、かなりドキドキしてました。
集合場所の家庭科室に行ったら、他にも業者さん達がいらしてて、
みなさん、かなり緊張された様子で、
「緊張してるのは僕だけじゃあないんだ...。」って、ちょっとホッとしました。
でも、1食分の給食費として、215円支払って、
校長先生、栄養士さんの話を聞いてから、
生徒さん達が迎えに来るのを待ってるときは、やっぱりドキドキでした。
最近の給食って、見たことあります...?、食べたことあります..?。
お子様のいらっしゃる方は、給食の試食会なんてのもあるみたいですし、
僕よりは、給食に慣れてると思いますけど、
僕は、小学校6年生のとき以来の給食でしたから、
懐かしいやら、全然違ってて驚くやら、でした。
今日の献立は、古代赤飯、鶏の旨煮、七福なます、きんかん、牛乳、でした。
僕が小学生の頃は、ご飯給食もありましたけど、まだ始まったばかりの頃で、
五目御飯みたいなのを、箸じゃなくて、先っぽに穴があいたスプーンで食べてた記憶なんですけど、
今日は、しっかりと箸でした。
食器も、金属製じゃなくて、プラスチックというか、
家でも使ってそうな器でした。
僕が呼ばれて教室に入って行ったときには、
ぐる〜っと円く机が並べられてて、配膳は終わってましたから、
生徒さん達と「こんにちは」って挨拶して、
みんなで、手を合わせて、「いただきます。」って言って、
すぐに食べ始めたんです。
「良かった〜。」って安心しましたよ。
だって、行く前の想像としては、何か挨拶みたいな言葉を、
「苦労してぶどうを作ってるから、残さず食べてね。」とか、
そんな話をしなきゃあイカンのだろうかと、
恐々としてましたから、そのまま食事になって、ありがたかったです。
すぐに食べ始めた生徒さんもいたんですけど、
すぐに立ち上がった生徒さんも多くて、
「何だ...?。」って眺めてましたら、ご飯や、旨煮やら、おかわりするんです。
まだ食べてないですから、「おかわり」って言い方は正しくありませんね、
追加...?、とにかく、せっかく作ってもらった給食を残さないようにってことなのか、
元気な子達は、さっさと自分の器に注ぎ足してから、食べ初めてました。
食べ終わった子達も、またおかわりしてましたし、
先生も、おかわりしてました。
僕にも、先生が勧めて下さいましたから、
プチプチした美味しい赤飯だったんで、おかわりしようかとも思ったのですが、
元気な子供達がご飯のとこに並んでましたので、遠慮しときました。
ちょっと残念。
薄味ですけど、美味しい、何でも入ってて健康に良さそうな、そんな食事でした。
最初の説明のときに、資料として、一ヶ月の献立表ってをいただいたんですけど、
パンプキンポタージュとか、ミネストローネとか、
きのこスパゲッティーとか、ほうれん草のソテーとか、書いてあるんです。
ミネストローネですよ、ミネストローネ。
僕が始めて食べたのは、たぶん、社会人になってからですよ。
モスバーガーに入ったときに、メニュー見て、「これは何だろう」って思ってて、
他の人が実際に食べてるのを見て、じゃあ僕もってな感じで食べたのが最初でした。
それを、今の子達は、小学校の給食で食べているのです。
2001年の10月に、西出水小学校のホームページを見て、給食用のぶどうについて書いたことがりましたが、
あのときの献立表には、「ナン」とかも書いてありましたし、
最近は、世間にある食べ物は、なんでも給食になるんですねえ。
で、下の写真は、ほとんどの子達が食べ終わったかなあ〜、って頃なんです。
それぞれ自分の食器を仕分けして積み重ねて、その後、何してんのかな〜って思ってましたら、
先生も一緒になって、みんなで自分の牛乳パックを分解してるのです。
で、お盆と牛乳パックを持って、廊下に出て行って、
教室に帰って来るときには、お盆だけを持って、お盆を拭きながら帰って来るのです。
牛乳パックは...?って見に行ったら、
歯磨きしてる子達の横、水道のとこに、牛乳パックを水切りする入れ物が置いてあって、
綺麗に水洗いされた牛乳パックが並べられてました。
僕が帰る頃には、給食当番の子達が、食べ終わった食器と一緒に運んで行くとこでした。
食べ始める前に、「牛乳パックがあるけど、ストローがないなあ」って、
ちょこっとストローを探してから、周りを見ると、
みんな、パックの上の部分を開けて、そのまま飲んでました。
いつも家で飲んでる牛乳は、1リットルサイズのパックですから、
そのまま飲むってことはなくて、カップに注いで飲みますから、
ストローを意識したことはないんですけど、
このサイズのパック入りの飲み物って、だいたいストローが付属してて、
差込口に挿して飲むのが当たり前になってました。
必要ないっちゃあ必要ない物ですもんねえ。
環境のこともありますし、1食分の給食費200円前後って予算のこともありますし、ねえ。
教室に入る前は、かなり緊張してました。
たぶん、夏のテレビの取材のときよりも緊張してました。
でも、想像してたような挨拶もありませんでしたし、
懐かしい給食を食べて、元気よく食べる子供達の様子を見れて、
楽しく過ごせました。
自分とこのぶどうが給食に出されたとき、
どんな感じで食べるのかな〜って、ちょっと見てみたいような気もしましたが、
収穫時期に、そんな余裕があるってのは、非常に困った状態ですからね、
喜んで食べてくれてると信じて、頑張って作りましょう。
慣れてないからでしょうねえ、子供達同士が本気で喋り合うと、
言葉のスピードが速くてなのか、声が高いからなのか、何を言ってんだか聞き取れませんでした。
金柑を食べてるときに、皮に近い部分は甘いんですけど、
中は酸っぱいもんですからね、何か騒いでたようなんですけど、
「食べないと昼休み無し」とか、そんな話だったのか...。
とりあえず、「おじさん」とか言われずに、
みんな「山門さん」って呼んで話しかけてくれてたので、テンション下がらずに良かったです。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2008年2月29日)
ぶどう園日記 現在状況報告編(2008年3月4日)
ぶどう園日記 現在状況報告編(2008年3月5日)
ぶどう園日記 現在状況報告編(2010年3月8日)
分園のトンネルハウスのビニールはりでした。
ロザリオビアンコとセキレイは、ビニールをはりっぱなしにしてましたから、
巨峰部分だけ、張り替えでした。
手伝いに9人、来てもらいました。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2008年3月9日)
ぶどう園日記 現在状況報告編(2008年3月12日)
なんとなく、何日も同じ新芽を撮り続けてみました。
枝の先端の新芽ですから、たぶん、もうじき摘み取られてしまいます。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2008年3月15日)
巨峰の芽欠きをやってます。
最初に、枝の先端から新芽が出てくるんですけど、
ほっとくと、こればかりが伸びて、大きくなって、
光合成まで始めて、さらに栄養分を独り占めするようになって、
その後ろの芽が出てこなくなってしまうので、
ある程度大きくなったところで、先端の芽を摘んでしまいます。
そうすると、後ろの芽が公平に栄養分が分配されるのか、
平均して芽が出るようになります。
ロザリオの新芽が、やっと出てきました。
ロザリオの新芽は、なかなか揃って出てきてくれなくて、
枝の先端とか、あっちこっち、ところどころ出てきてます。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2008年3月27日)
長いのや短いのや、勢い、成長に差がありますけど、巨峰の新芽が出揃いつつある頃です。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2008年4月4日)
長いのや短いのや、勢い、成長に差がありますけど、巨峰の新芽が出揃いつつある頃です。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2008年4月11日)
長いのや短いのや、勢い、成長に差がありますけど、巨峰の新芽が出揃いつつある頃です。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2008年4月16日)
巨峰の花が咲き始めて、花房切りを始めました。
なんとか、花が咲き終わるまでは良い天気が続いてほしいんですけど、
なかなか思い通りにはいきません。
それに、一日中晴れてると、
あまりの気温の上昇に、葉っぱや枝や花芽も、焼け焦げてしまうとこがあって、
これまた心配ではあるんです。
花が咲く前は、暑いときは、あっちこっちビニールまくり上げて空気を入れて、
室温を落としていたんですけど、
花が咲いてるときは、冷たい空気が当たったとこだけ、
種の無い小さな粒になってしまったりして、良くないもんですから、
中で働く人間には、たくさん汗かいて、たくさん水を飲みながら。我慢して働いてもらってます。
ロザリオは、やっと新芽が出揃ったかな〜、ってくらいです。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2008年4月22日)
巨峰の花が咲き終わったものが出始めました。
ロザリオは、花が咲き始めたとこもあります。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2008年4月28日)
ビニールハウスの巨峰は、花房切りも終わって、数日経って、
だんだんと実どまりした房が見えてきてます。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2008年4月30日)
ロザリオの花が咲き始めてます。
いつもは、手伝いさん達に花房切りをやってもらうんですけど、
今年は、十分に花が咲いてから切ろうって言って、
父が、脇芽を摘みながら、花が咲いたのを見つけながら、一人で花房切りをやってます。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2008年5月7日)
ぶどう園日記 現在状況報告編(2008年5月11日)
トンネル巨峰の花が咲き始めましたから、花房切りをやってます。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2008年5月12日)
ビニールハウスの中のロザリオは、とても実どまりが良さそうです。
1房あたりの粒が多くて、多すぎて、粒間引きにかかる日数が心配です。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2008年5月21日)
ぶどう園日記 現在状況報告編(2008年5月30日)
ビニールハウスの巨峰は、1回目の粒間引きが終わったとこです。
最初に、種が入ってない丸い小さな粒を間引いて、
次に、種が入ってる粒でも、あんまり太らない、他よりも小さな粒は間引いてます。
それでも30粒以上あるようなら、30粒くらいにおさまるように、さらに間引きました。
他にも仕事がありますから、しばらくは様子を見ます。
粒が太ってくるか、シミやキズから粒が割れたりしないか、色が着いてくるか、
枝が伸びてくるか、などなどを観察して、
どーにも力が足りなさそうなとこは、房の数を減らしたり、
粒の大小に差がついてきたときは、小さな粒、太りそうに無い粒を間引いたり、
調整します。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2008年6月3日)
状態の早いところは、もちょっと前から色着いてきていたんでしょうけど、
毎日毎日、全部を見て回ってるわけではないですし、
遅いとこで仕事をしてましたから、気がついてませんでした。
他のぶどう園の人達が見に来られたので、一緒に見て回ってるときに、
色着いてきてる木があることに気がつきました。
他のぶどう園さんの無加温ハウスでは、「まだ色着いたのは無い」って言ってましたから、
海に近い分だけ夜温が高くて、ちょこっとだけ早いのかもしれません。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2008年6月4日)
巨峰が色着いてくると、目ざとく見つけた鳥が食べに来ます。
鳥達が、どのくらいの色着き具合、甘さで、美味しいと感じるのか知りませんが、
うっすらと色着き始めた粒だけに歯型をつけてくれてます。
でも、歯型を付けただけで、全部食べてしまわなかったとこをみると、
まだ好みの美味しさではなかったのかもしれません。
本園のロザリオビアンコの粒間引きを始めました。
写真は、粒間引きする前の房だと思いますが、
今年のロザリオビアンコにしては、粒数の少ない方です。
小さな粒も混じってましたけど、有核の粒も多くて、とにかく粒が多くて、
実どまりが良かったために、粒間引きは、かなり苦労してます。
一房当たりにかかる時間が長くて、なかなか前に進めず、
いつもよりも余計に日数がかかってます。
瀬戸ジャイアンツは、今年も実どまりが良かったです。
ただ、ロザリオ同様、あまりに粒が多すぎて、粒間引きするのが大変です。
明後日頃には雨が降り始めるからと思って、
その前に、隣のみかん園さんとの境の土を掘って溝をつくりました。
みかん園の方が高いとこにあって、うちの畑の方に傾斜してるもんですから、
大雨になると、ぜーんぶの雨水が、ウチのビニールハウスの中に流れ込んできて、
ビニールハウスの中を、川のように流れることがあるのです。
で、いつもは、そんな状態になってから、カッパ着て、スコップもって、
溝さらいっぽいことやるんですけど、
雨降るし、汗かくし、腰はきついし、なかなか大変なもんですから、
今年は、乾いた状態のうちに、葉っぱやら、竹やらを取り除いて、
土も掘って、溝を作りました。
最初は、竹を切るだけのつもりで、鎌だけを持って行ってたんですけど、
どーにも、葉っぱやら、竹やらが流れ込んでて、
すでに、水が流れなさそうな状態だったもんですからね、
クワを持ってきて、浅い溝を掘りました。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2008年6月12日)
ビニールハウスの巨峰の2回目の粒間引きをしてるとこです。
色着いた粒も目立ってきてますから、鳥に食べられたりする粒が増えないうちに、
そろそろ袋をかけないとって頃になりました。
他のぶどう園さんの話を聞く限りでは、
ウチの巨峰の色着きは、他よりも状態が早いみたいです。
今年は、芽が出る時期が遅れてるとこが多かったですから。
みなさんの話を聞くと、今年は朝晩が冷えるみたいで、
ちょうど色着き時期に入ってたウチの巨峰達は、
色着きの進みが早いんじゃないか、って話でした。
昨年も、今頃は、袋かけ前は、けっこう色着きの進みが良かったんですけど、
その後に長雨が続いたときに、ぱったりと色着きがとまってしまった、
ってのがあったもんですから、
今、色着きの進みが早いのも、なんとなく不安材料ではあるのです。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2008年6月16日)
本園の巨峰の袋かけが終わりました。
遠くの方を眺めると、かなり袋数が多いように見えますけど、
実際、上を見上げると、けっこう少なくて、
どうしようもなく少なかった昨年と同じ枚数でした。
ただ、種無しピオーネの木を切ってしまって、巨峰の枝をのばしてありますから、
その分だけも巨峰の袋数が増えてますし、
なんと言っても、昨年の巨峰と比べると、
袋をかける前の状態としては、粒が大きくなってきていたので、
重量はあると思います。
粒が大きくなると、色が着きにくかったりしますから、
そこが心配の種だったりしますけど、
これからの天気に、早く梅雨があけることを期待してます。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2008年6月19日)
トンネルハウスの巨峰を、房ごと切り落として間引いてます。
実どまりが確認できたところで、1枝に1房だけ生らせるようにして、
他は切り落としてありますから、
残った中から、短い枝に生ってるものや、房型の小さいもの、房型の悪いもの、
粒が太らないものを切り落として、1本当たりの房数を調整してるのです。
こうして写真にしてしまうと、なかなか目立たないんですけど、
畑の中では、房がゴロンゴロンと落ちてまして、
歩くたびに、ボキボキっと、粒が潰れる音がします。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2008年7月5日)
ぶどう園日記 現在状況報告編(2008年7月8日)
ずーっと畑仕事ってな感じで過ごしてきましたのは、
昨年までと同じなんですけど、
押し寄せる年波で体力が落ちたのか、僕の仕事の分担が増えてきたのか、
ぶどう園日記の更新すら出来ない日々でした。
10月以降に収穫する予定のセキレイとロザリオビアンコの袋かけが残ってますけど、
巨峰の袋かけまで終わって、ビニールもはいでしまったものですから、
仕事は残ってても、気分的な余裕だけはできましたので、
久しぶりにホームページの更新です。
ほんとに、なんとも久しぶりです。
たまーにデジカメを持ち歩いて、写真だけは撮ってありましたから、
今年のぶどうの様子を、ほとんど写真だけですけど、
ぶどう園日記に載せまてます。
7月4日と5日の2日間で、本園と分園の巨峰に被せてあったビニールをはぎとりました。
昨年は、7月16日、17日で、一昨年は、7月11日〜14日でしたから、
ここ数年と比べると、ずいぶんと早い時期にビニールをはぐことができました。
7月中旬には、こちらに向かってくる台風が発生して、
それが通り過ぎてから、梅雨明け、ビニールはぎという順番でしたから、
今年は、まだその台風接近が無くて、ありがたいような、不安なような、です。
週間天気予報を見てると、梅雨明けして晴れの日が続くようになると、
気温30度を越える日ばかりになる予報でしたから、
昨年同様、梅雨が上がる直前に、曇りか、小雨っぽい天気のときにビニールをはごうって思って、
天気予報を見続けてました。
7月3日と4日だったら、もっと楽にできたと思うんですけど、
7月3日は、出水地方に大雨洪水注意報が出てましたから、延期したんですけど、
実際には、たまーに小雨は降っても、涼しいくらいで、
「体にもブドウにも負担の少ない日だったなあ。」って日でした。
翌日の4日も、出水地方には、大雨洪水注意報が出てはいたんですけど、
同じような天気になるだろうって、小雨の中、網を取り外して、
ビニールをはいでました。
ビニールをはぐときには、一時的に谷換気を閉めて、
巻き取り装置からビニールを取り外しますから、
この間、ハウスの中に熱がたまってしまうのです。
多人数で、大忙しでやりましたから、曇り、小雨の状態では、葉っぱが焼けることはなかったです。
次の日は、午後からは、カンカン照りになってきたんですけど、
ビニールをはいでしまって、後片付けをしてる頃だったんで、
ぶどうの葉っぱの状態には影響なかったんじゃないかなーって思ってます。
ビニールハウスの中の巨峰は、
色着きが進むのを待ってる、という状況です。
脇芽を欠いたりしながら、たまーに袋の底から覗いたり、
袋をはいでみたりして、色着き具合を確認してます。
早いものは、全体的に色着いてきてるのもありますし、
遅いものは、やっと水が回り始めて、ところどころ着色し始めたかなあ、
って房も多いです。
左側の房は、6月の終わり頃からチェックしてまして、
かなり色着きが遅れてる房で、心配の種ではあるんですけど、
ビニールをはいだ直後(7月5日)にも、同じ房を撮ってまして、
ぶどう園日記に載せまているのですが、
3日間で、ずいぶんと色着き始めたなあって印象なのです。
今までは、緑色部分が多かったのに、ビニールはいでからの3日間で、
あっちこっちに赤っぽい部分が出てきてます。
7月の収穫には間に合わないかもしれませんが、
お盆くらいまでには、なんとかなるんじゃないかな〜、って感じしてきました。
お日様の力は、凄いです。
今のところ、今年の収穫開始は、7月20日頃の予定です。
新聞に折り込みチラシを入れるのは、もちょっと後になると思います。
春に新芽が出た時期や、花が咲いた時期など、例年よりも、ちょっと遅かったので、
収穫開始も遅れそうな気配でしたが、
ビニールを早めにはげたので、例年並みに収穫開始できればなあって願ってます。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2008年7月14日)
10月以降に収穫する予定のセキレイとロザリオビアンコの袋かけまで終わりました。
草刈りしたり、小屋を整理したり、カラスを追い払ったり、
脇芽摘んだり、あれやこれやと忙しく働いてます。
特に、カラスとの戦いが、大仕事です。
同じ出水市の他のぶどう園を見に行って来たんですけど、
そこでも、カラスとの戦いが繰り広げられてました。
ロケット花火の束を持ったまま、ビニールをはいだり、仕事してました。
周りに山が多くて、カラスの住処が多いのか、
暖房を焚いて色着きが進んでるからなのか、ウチよりも被害が多かったです。
ビニールハウスの中の巨峰は、袋の中に入ってるので、全部を見ることはできませんが、
ところどころ見てみると、今すぐに収穫できるものは、あんまり無いとしても、
どーにかこーにか着色が進んでるみたいです。
6月の終わり頃からチェックし続けて、
ぶどう園日記に載せてる房を、また撮りました。
順番に、7月5日、8日、13日の写真です。
もちょっと着色した房は、他にあるんですけど、
同じ房を何度も撮るってことは、なかなかないもんですから、
同じ房を日付順位並べて、
1週間ちょっとで、こんなに色着くんだな〜って、興味津々で眺めてます。
今のところ、今年の収穫開始は、7月20日(日曜日)頃の予定です。
新聞に折り込みチラシを入れるのは、もちょっと後です。
春に新芽が出た時期や、花が咲いた時期など、例年よりも、ちょっと遅かったので、
収穫開始も遅れそうな気配でしたが、
ビニールを早めにはげたので、例年並みに収穫開始できればなあって願ってます。
心配の種は、南にある熱帯低気圧が、そろそろ台風になろうとしてることです。
進路次第では、ずいぶんと予定が違ってきます。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2008年7月16日)
ぶどう園日記 現在状況報告編(2008年7月22日)
台風の影響で、畑の中を水が流れるような大雨が何度が降りましたから、
また色着きに影響を受けるんだろうかって思ったりもしたんですけど、
一日中、雨が降りっぱなしってわけじゃあなくて、
日が照りつけて、大雨が降ってきて、と繰り返しだったので、
とりあえず、なんとかなってるみたいです。
ということで、7月19日(土曜日)から、少しづつ採り始めました。
3連休でしたし、スーパーには加温物のぶどうが、早くから並んでましたから、
電話の問い合わせも多かったのです。
土曜日には、法事用の注文の分を採らねばなりませんでしたし、
問い合わせせずに買いに来られた方もいらしたので、
地方発送は予約受付だけにするにしても、
家庭用の袋入りや、化粧箱に詰めるために採りました。
明日の7月23日には、新聞折込チラシも入れますから、
手伝いさんの人数も増やして、頑張ってみようと思います。
本年も、どうぞよろしくお願いします。
6月の終わり頃からチェックし続けて、
ぶどう園日記に載せてる房を、また撮りました。
色は濃くないんですけど、ほぼ全体的に色着いた感じで、
数日もすれば、僕が知らない間に採られてしまう可能性もでてきました。
もう一房、ぶどう園日記に載せてた房、
7月5日に色着いてた房は、すでに採られてしまいました。
右側の写真は、新しい南部風鈴です。
昨年も、宮城県のお客さんが送って下さったんですけど、
収穫終了のときに、あまりに念入りに仕舞い込み過ぎて、今は、どこに仕舞い込んだか思い出せなくて、
探していたんですけど、
今年も、ちょっと形は違ってますけど、送ってくださったものですから、
休憩所に、昨年と同じ場所に吊るしてあります。
今年の夏も、暑い夏になるでしょうから、
緑の葉っぱの下を通る風を、少しでも感じてほしいと思います。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2008年8月9日)
本園のビニールハウスの巨峰は、生らせた房数が少なかっただけに、
残りの袋数が減って、葉っぱが目立ってきてますけど、
まだ本園の巨峰を採ってます。
同じ房をデジカメで撮って、ぶどう園日記に載せ続けてましたが、
忙しさのために、しばらく見ない間に、誰かが採ってしまったみたいで、
ちゃんと色着いたとこは撮れずに終わりました。
今日(8月9日)から、ロザリオの収穫を始めました。
8月10日からって言ってたんですけど、
今日来られたお客さんに、「明日から収穫です。」とは言えずに、
試食のザルにも入れてたら、気に入られた方も多かったので、採り始めました。
古木は、すべて間伐してしまって、全部が品種改良された若木になってますから、
今の時期にしては甘いような気がしますし、お客さんの反応も良くて、
今日の収穫初日から、巨峰とロザリオビアンコの詰め合わせの注文が多かったです。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2008年8月20日)
8月18日(月曜日)から、デイサービス施設の方々も来られますから、
分園で営業します。
毎年、この時期には、分園での営業になるんですけど、
場所が分からない方も、まだいらっしゃいますから、
本園の入り口で、分園の場所を案内してます。
県道から分園の入口までの道路は、昨年までは、ガタゴト道でしたが、
この夏に舗装工事されて、通りやすくなりました。
本園のビニールハウスの巨峰は、生らせた房数が少なかっただけに、
8月10日頃には、残りの袋数が減ってしまって、
収穫量の増加に、色着きが追い付かなくなってしまいました。
分園のトンネルハウスの巨峰は、梅雨明けのタイミングが良かったので、
色着きが早く進んでいましたから、
2日間程、本園の巨峰の収穫を休んで、分園の巨峰を採ってました。
その間に、本園の巨峰の色着きが進んだものですから、
また本園の巨峰を採って、あた2日間休んで、
ってのを繰り返してました。
今は、箱詰め、地方発送、ぶどう狩りは、分園の巨峰を使って、
家庭用袋入りは、分園と本園の巨峰を合わせて使ってます。
分園に移りましたから、テラスの下で休憩されてる方々が眺められるように、
セキレイの袋を、いくつかはいでみました。
昨年作った新しいテラスの下に植えたセキレイが、
粒が大きくなって、大きな房になってきてるものがありましたから、
デジカメで撮ってみました。
できれば、だんだんと色着く様子を撮り続けたいなあって思ってます。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2008年8月31日)
本園の巨峰は、ほとんど収穫が終わりましたし、デイサービス施設の方々も来られますから、
分園で営業してます。
毎年、この時期には、分園での営業になるんですけど、
場所が分からない方も、まだいらっしゃいますから、
本園の入り口で、分園の場所を案内してます。
県道から分園の入口までの道路は、昨年までは、ガタゴト道でしたが、
この夏に舗装工事されて、通りやすくなりました。
ビニールハウスの中に2本だけ植えてあるセキレイは、
小さな房は、どうにか色着いてきましたから、家庭用袋入りなど、販売を始めました。
大きな房の色着きは小房よりも遅れますから、地方発送をご希望の方は、
お急ぎでなければ、もちょっとしてから、せめて1週間くらい経ってからの方が良いと思います。
本園のビニールハウスの巨峰は、少しだけしか残っていないように見えるんですけど、
色着いたものだけ選んで採ってみると、けっこうたくさん残ってるみたいで、
数日おいて、色着いたら採って、ってのを繰り返してます。
箱詰め、地方発送、ぶどう狩りは、分園の巨峰を使って、
家庭用袋入りは、分園と本園の巨峰を合わせて使ってます。
左側の写真は、愛育保育園の園児さん達が試食してるとこです。
朝は、雨降ってなかったんですけど、この頃には、雨が降り出してしまいまして、
どうしましょう...って感じだったんですけど、
試食が終わった後も、じ〜っと雨が止むのを待ってらして、
その執念が伝わったのか、10分、20分くらいで雨が止みまして、
体操服で来られてた園児さん達は、なんとかぶどう園の中に入ることができました。
バスを予約しといて来られるもんですから、
雨が降ったら延期ってのは、難しいようです。
あの後も晴れてましたから、東光山公園からの眺めも良かったことでしょう。
右側の写真は、出水市の鶴寿園の職員さん達が、いつものように踊りだされたときに、
「皆さん、一緒に踊りましょう。
踊れない方は、手拍子をお願いします。
水俣の方も御一緒に。」って誘われたこともありまして、
隣に陣取ってらした水俣市のリブラン扇の職員さん達が、一緒に踊られたときのものです。
おはら節、出水音頭、炭坑節、そんな踊りですから、
水俣の職員さんも、水俣のおばあちゃん達も、初めてだったろうに、
鶴寿園さんの御手本を見ながら、一生懸命踊ってらっしゃいました。
分園の新しいテラスの下に植えたセキレイです。
小さな房は、全体的に赤っぽくなった房もありますが、
多いな房は、あっちこっち、粒の先端が赤っぽくなってきたな〜って程度で、
まだ収穫はできそうにないです。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2008年9月7日)
同じ房の表と裏です。
まあ、どちらが表ってことでもないんですけど、
左側は、小屋からテラスに向かって、南から北に向かって撮ったもので、
右側は、テラスから小屋に向かって、東から西に向かって撮ったものです。
日当たりの違いで、ずいぶんと色着きが違います。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2008年9月13日)
デイサービス施設の方々も来られますから、
分園で営業してます。
毎年、この時期には、分園での営業になるんですけど、
場所が分からない方も、まだいらっしゃいますから、
本園の入り口で、分園の場所を案内してます。
県道から分園の入口までの道路は、昨年までは、ガタゴト道でしたが、
この夏に舗装工事されて、通りやすくなりました。
年々、人気の高まってきてるセキレイは、
ビニールハウスの中に植えてあるセキレイを中心に、収穫、販売してます。
分園テラスの下のセキレイや、トンネルハウスの中のセキレイも、
美味しくなってきましたから、
足りないときには、色着いたのを探して、採ってます。
昨年までは、「お弁当を食べて、ぶどう狩り」って方々には、
奥のテラスのセキレイの下が人気だったんですけど、
今年は、右の写真、表の新しいテラスの下が人気です。
昨年植えたセキレイが、ずいぶん広がって、葉っぱが増えて、日陰になりましたし、
風通しも良くて、涼しくなりました。
それに、大きなセキレイの房が下がってるものですから、眺めも良くて、喜ばれたのです。
分園の新しいテラスの下に植えたセキレイです。
同じ房の表と裏を撮ってます。
まあ、どちらが表ってことでもないんですけど、
左側は、小屋からテラスに向かって、南から北に向かって撮ったもので、
右側は、テラスから小屋に向かって、東から西に向かって撮ったものです。
日当たりの違いで、ずいぶんと色着きが違います。
ずーっと眺めてるだけだった分園テラスの下のセキレイも、
全体的に色着いてきましたし、
濃い紅色になった房は、酸味が少なくなってきてますから、
まずは小さな房から採って、本園のビニールハウスの中のセキレイと一緒に、
家庭用袋入りとして販売を始めました。
日当たりの良いとこは、大きな房も色着いてきましたし、美味しくなってきてますから、
来週になれば、お客さんの希望の房を指さしてもらって採ることもできそうです。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2008年9月29日)
巨峰の残りが少なくなりましたし、
予定されてたデイサービス施設の方々のぶどう狩り日程も終わりましたので、
今日からは、家族だけで、本園で営業してます。
お盆過ぎから昨日までは、朝には、パソコンや書類などを分園に持って行って、
夕方には、家に持って帰ってきて、ってのを繰り返してましたから、
それが必要なくなっただけでも、楽になりました。
巨峰、セキレイ、ロザリオを採るために、毎日、分園に行くことには変わりないんですけど、
車に積み込むのはコンテナだけですし、8時までに行かなきゃって制限もありませんし、
ちょっと気が楽です。
巨峰は、残り少ないですし、色も薄くなってきてますし、
時期的に粒落ちも心配になってきてますから、家庭用袋入りが中心です。
「子供達だから」、「孫だから」、ってことで、どうしても巨峰が良いって言われると、
巨峰の発送の注文も受けてますけど、
地方発送のほとんどは、セキレイとロザリオビアンコです。
分園の新しいテラスの下に植えたセキレイです。
同じ房の表と裏を撮り続けてきました。
昨年、駐車場の上に土を追加して、ぶどう畑にしたばかりでしたから、
赤く色着いてきてても、なんとなく酸味が強いような気がしてましたし、
採ってしまうと、デイサービス施設の方々がお弁当食べてらっしゃるときに見れなくなりますから、
ずーっと眺めてるばかりでしたけど、
美味しくなってきてましたし、鳥に食べられても勿体ないので、
先週は、色着いたものから採り始めました。
お客さんに気に入ったものを指さしてもらって、採ったりもしました。
で、デジカメで撮り続けてきた房が、採られてしまうんじゃなかろうかって、
心配(?)してましたけど、
大きな房だけに、色着きが遅れてたこともあって、2房とも、まだ残ってました。
今日(9月29日)から、特産館いずみに、
セキレイとロザリオの家庭用袋入りの納品を始めました。
昨年よりも、ちょっと早めに持って行き始めたものですから、
他のぶどう園さん達が、たくさんの巨峰を並べてらっしゃいましたから、
ちょこっとだけ並べさせてもらいました。
値段も違いますし、巨峰が無くなるまでは、買って下さる方も少ないでしょうから、
少しづつ持って行こうと思ってます。
今朝、売り場に並べてあった巨峰のパックの多さにビックリしたんですけど、
館長さんの話では、昨年の今頃と比べると、
1.5倍くらいにお客さんが増えてて、
土曜日、日曜日、特に昨日と一昨日は、運動会需要もあって、
巨峰も含めて、全体的に販売が好調だったのです。
手作りお菓子など、商品の種類も増えてきて、売り場が足りなくなってきてるので、
今年の秋だったかな...?、新しく休憩所を作って、
今まで休憩所になってたスペースにも、商品を並べるようになるらしいです。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2008年10月17日)
巨峰の収穫が終わり、ロザリオビアンコとセキレイを収穫してます。
ビニールハウスの中のロザリオビアンコとセキレイは、ほぼ無くなりましたから、
トンネルハウスとテラスから採ってきてます。
あんまり早く色着いてしまわないように抑制栽培ですから、
小さな房をたくさん生らせてはあるんですけど、
秋になってから雨が多かったですから、割れて、汁が出て、
虫が集まって来て食われてしまう房も多くて、
時間がある限りは畑を見てまわって、
割れた粒や、虫に食われてダメになった粒に気が付いたときには、
できるだけ早く取り除くようにしてます。
分園の新しいテラスの下に植えたセキレイの色着き具合を撮り続けてましたが、
僕がビニールハウスの修理などをやってる間に、手伝いさん達に採られてしまったようで、
気が付いたときには無くなってました。
「そういえば、やたらと大きな房を採ってきて、選別してたことがあったなあ。」
って思い出しました。
化粧箱には入れにくそうな大きさでしたから、
発送用の箱に入れられて、どなたかに送られたんでしょう。
分園で営業してた頃に、お客さんと眺めながら話をしてまして、
「1房で1kg超えるの...?。」って言われたりしたものですから、
どのくらいの重さだったんだろうって、ちょっと気になります。
毎年の秋冬の行事みたいになってきましたが、
暇な時間を見つけては、ビニールハウスの錆びを擦り落としして、錆び止めを塗ってます。
それと、間伐予定木の枝を切って、根っこから引っこ抜いたり、
残す木も、大きくなりすぎた枝を切ったり、仮剪定したり、
忙しく働いてます。
肥料も届き始めましたから、天気を考えながら撒かねばと思ってます。
特産館いずみに、
セキレイとロザリオの家庭用袋入りの納品を続けてます。
小さな房などを入れてるものですから、家庭用袋入りと言ってるんですけど、
お店にに並べておくと、お客さんに触られて、中身のぶどうが新しくても、
袋がシワシワになって、古く見えてしまうものですから、
触られたときの傷みが少ないように、パックに入れてあります。
重ねて陳列することもできますし、
御土産に持って行くにも、袋に入りやすく、持ち運びしやすくなったみたいです。
...パック代、ちょっと高いですけど。
今年は、出水市ツル観察センターの特産品売場が、
ちょっと早めの10月25日(土曜日)からオープンしますから、
同じものを持って行こうと思ってます。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2008年10月31日)
地元の小学校の子供達6人が、見学、インタビューにやってきました。
総合的な学習の時間、だそうです。
9時〜9時30分くらいの間にってことだったんで、
そのくらいの時間なら、仕事にも影響ないだろうと思ってました...。
最初に子供達からの質問に答えて、
その後、テラスの下に置いてあるSS、草刈機、肥料撒機を見ながら、
乗ってみたいって言う子供達には運転席に座ってもらったりしながら、
何に使うかなどを説明して、一通り見終わったのが、
だいたい30分くらい経った頃だったんです。
その頃に、先生も見回りに来られて、一緒に話してるうちに、
子供達が、11時半頃まで居るようなことを言ってたので、
「え...?、そんな時間まで居るつもり...?。」、
と思いながら、会話を聞いてますと、
どうやら、ホントに11時くらいまでいる予定のようで、
「さっさと試食のブドウでも食べさせれば、満足して帰るだろう。」という僕等の予定は無理のようでした。
先生の1度目の見回りの後も、もう一度、SSに乗ってみたり、乗用草刈機に乗ってみたり、
それから、小雨の中を畑の中に入って行って、
あっちこっち、デジカメで撮ったり、ビデオで撮ったり、してました。
そう、デジカメやビデオを持ってきてるのです。
2、3年前に見学に来たときは、使い捨てカメラ1個だったのに、
今回は、デジカメを3つ、ビデオカメラを1つ、持って来てるのです。
学校の備品とかじゃなくて、家から持ってきているらしいんですけど、
こちらの心配を他所に、小雨の中、畑の中でも撮ってました。
最初の30分くらいは、どうにか頑張って説明したり、つきあっていたんですけど、
子供慣れしてない僕には、それ以上は無理でした。
無理な状態を長引かせるのは、僕の健康が心配ですし、
売場にブドウが並んでるもんですからね、食べさせないわけにもいきませんし、ってことで、
試食用に冷やしてあったのをあげました。
一緒に居ても疲れるので、子供達だけにしてましたら、
最初に、ザル3つだしたんですけど、そらも〜、凄い勢いで食べてました。
担任の先生が、2回目の見回りに来られたときには、全部食べ終わってたみたいで、
先生も一緒にどうぞって、またザル3つくらい、あげたみたいですけど、
また、ほとんど子供達が食べてくれたみたいです。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2008年11月2日)
このデジカメ写真は、ちょっと見ただけでは、何が写ってるのか、何を撮ったのか分かり難いと思いますが、
タヌキにセキレイを食べられてしまったのです。
枝から房の軸だけが残ってて、一粒一粒、引き抜いて食べたのが分かります。
カラスは、あっちこっちを食い散らかしますが、
タヌキは、木の幹や、ぶどう棚の柱を登って行って、
そっから手が届く範囲のぶどうを、手をのばして、引き抜くようにして採って食べます。
カラスが、あっちこっちの房を食い散らかすのとは、ずいぶんと違います。
テラスの下には、雨が当たりませんから、地面が乾燥してしまうので、
定期的に水をまきに行くのです。
上を見上げたときに、何か変だなあって思ったんですけど、何が変なのか分からなくて、
しばらく眺めてると、幹の近くに見慣れないものがあって、それを変と感じてたのが分かりました。
それが、これです。
タヌキに食べられて、軸だけになったのが、2房ありました。
でもって、その隣の房も、袋の横が破られて、数粒、引き抜かれて、食べられてました。
地面とみると、隅っこに空になった袋が、2枚、転がってました。
悔しいので、木の周りに、これ見よがしに、罠やら金属片やら、並べてやりました。
人の匂いがするのか、人の気配がするのか、それからは来なくなりました。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2008年11月4日)
相変わらず、トンネルハウスの中のロザリオビアンコとセキレイを収穫してます。
あんまり早く色着いてしまわないように抑制栽培ですから、
小さな房をたくさん生らせてはあるんですけど、
秋になってから雨が多かったですから、
植えてある場所によっては、割れたり、汁が出たり、
虫が集まって来て食われてしまう房もあります。
時間がある限りは畑を見てまわって、
割れた粒や、虫に食われてダメになった粒に気が付いたときには、
汁が出ないうちに、他の粒に汁が着かないうちに、できるだけ早く取り除くようにしてます。
毎年の秋冬の行事みたいになってきましたが、
暇な時間を見つけては、ビニールハウスの錆びを擦り落としして、錆び止めを塗ってます。
それと、太くなりすぎた枝を切るなどの仮剪定したり、間伐した木の枝をぶどう棚から引き下ろしたり、
枝を広い集めて畑の外に持ち出して、
雨が降る前の風の無い日、特に夕方の暗くなる直前の無風のときに、肥料をまいてます。
特産館いずみと、
出水市ツル観察センターの特産品売に、
セキレイとロザリオの家庭用袋入りの納品を続けてます。
小さな房などを入れてるものですから、家庭用袋入りと言ってるんですけど、
お店にに並べておくと、お客さんに触られて、中身のぶどうが新しくても、
袋がシワシワになって、古く見えてしまうものですから、
触られたときの傷みが少ないように、パックに入れてあります。
重ねて陳列することもできますし、
御土産に持って行くにも、袋に入りやすく、持ち運びしやすくなったみたいです。
...パック代、かなり高いですけど。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2008年12月4日)
ロザリオビアンコは、畑中を見て回っても、ほとんど残ってないです。
たくさんのお買い上げ、ありがとうございました。
小さな房や、ソバカス模様の入った房が、ところどころに生らせてままにしてありますから、
家庭用袋入りの販売と、特産館いずみ、
出水市ツル観察センターの特産品売場に納品するパック詰めには、
もう数日、ロザリオビアンコも入れられると思います。
箱詰めと地方発送は、セキレイだけとなりました。
ビニールハウスのロザリオビアンコを、お盆前から収穫してましたから、
収穫時期が長くて、いいかげん終われば良いのにと思ってましたが、
いざ終わるとなると、ひじょーに寂しい気持ちになりますから、いつものことながら不思議なもんです。
おまけに、無いときに限って、
ロザリオビアンコとセキレイの詰め合わせを注文されるものですから、
なおさら残念な気がしてきました。
本園のテラスの下のセキレイです。
テラスの外回り、袋かけ前に雨が当たってしまった辺りの房は、
今年も、ほぼ全部ってくらいにダメになってしまいました。
それ以外は、ぶどう狩りのお客さん達が、日当たりの良いとこ、色着きの早かったとこを採って行かれたくらいで、
ほとんど収穫していません。
葉っぱは、まだ緑色してますから、当分は大丈夫だろうと思って、年末に向けて残してあります。
こうして横から撮ると、かなりたくさんあるように見えるんですけど、
真下から見ると、房数が少ないような、房型が小さいような気がしてます。
4本の内、駐車場の中央の木は、樹勢が弱ってるものですから、袋かけ前に房数を激減させたわりには、
全然、粒が大きくならなくて、ちょっと無理かなあって気がしてます。
毎年の秋冬の行事みたいになってきましたが、
暇な時間を見つけては、ビニールハウスの錆びを擦り落としして、錆び止めを塗ってます。
それと、太くなりすぎた枝を切るなどの仮剪定したり、間伐した木の枝をぶどう棚から引き下ろしたり、
枝を広い集めて畑の外に持ち出して、
雨が降る前の風の無い日、特に夕方の暗くなる直前の無風のときに、肥料をまいてます。
ぶどう園日記 現在状況報告編(2008年12月10日)
本園のテラスの下の甲斐路とセキレイです。
左側の写真は、入口近くの甲斐路で、葉っぱには、まだ緑色の部分が残ってます。
今年は、少しづつでしたけど、「甲斐路」と指定された方に、
早い時期から採って送ってましたから、早めに負担が減ったのも良かったかもしれません。
でも、甲斐路は、大きな房は、もうほとんど残ってないです。
右側の写真は、その奥のセキレイで、葉っぱが、かなり黄色になってきました。
数日間の冷え込みがキツかったですから、影響したのかもしれません。
昨年よりも、ちょっと早いような気がしてました。
お客さんに、「綺麗〜。」って言われるようになりましたが、
栄養状態を考えますと、あんまり良くはないです。
真ん中の木が、新芽が出たときから弱々しくて、
実止まりしたときも、種が入ってはいたんですけど、
入ってなさそうなくらいにしか粒が太りませんでしたから、
期待してなかったんですけど、やっぱり、粒が太りませんで、
今のところは、美味しいとは言えません。
でも、後から二番花が咲いて実になったのは、
粒は小さいながらも、甘酸っぱくて美味しく感じられるから不思議です。
毎年の秋冬の行事みたいになってきましたが、
暇な時間を見つけては、ビニールハウスの錆びを擦り落としして、錆び止めを塗ってます。
今の僕の主たる仕事なんですけど、晴れた日は、なかなか眺めが良いです。
ちょこんと尖がった山が、矢筈山、矢筈岳です。
ずーっと期待をかけて、多大な時間をかけて世話を続けてきた瀬戸ジャイアンツでしたが、
とうとう今年も美味しくなりませんでした。
房全体が美味しくないなら、さっさと諦めがつきますし、
とっても美味しいって程でなくても、1房全体が、ある程度の美味しさであれば、
販売することも考えたんですけど、
美味しい粒は、かなり美味しいんですけど、
その同じ房の中に、まったく美味しくない粒が混じってるものですから、
販売する気になれずに、全部、土に還してしまいました。
ぶどう園日記を見たら、20004年の2月に苗を植えてるみたいですから、
4シーズンは、種抜き処理用の花房切り、種抜き処理、粒間引きを頑張ってみましたが、
「どうも種抜き品種の生産には向いてないらしい。」と諦めて、
瀬戸ジャイアンツの木を切って、根っこも引っこ抜きました。
さて、空いたスペースに何を植えようかってことなんです。
この畑は、昔々がミカン畑だったせいか、
巨峰は、粒は太るんですけど、色着きが悪くて、毎年苦労してまして、
売り物にならなかったりするのですから、やめとこうと思います。
セキレイも考えたんですけど、ビニールハウスの中に植えて、早く色着くようにすると、
暖かい時期に色着くと、割れたり、病気で傷んだりしやすいものですから、
試しにロザリオビアンコを植えてみよう、ってことになりました。
ロザリオビアンコは、今でも、十分な量はあるんですけど、
植え場所によって、違ったぶどうになったりするものですから、
今までのとこと風通しなどが違って、ソバカス模様が入らなかったりすることがあるかもしれない、
ってことで、何年か試してみます。
苗木を買って植えると、成木になって、ぶどう棚の隙間が無くなるまでには、
何年もかかってしまうので、ビニールハウスの中に植えてあるロザリオビアンコを、
今年の間伐予定木を、移植することにしました。
引っこ抜いて移植するのは、春なんですけど、
他の木の枝を切る前に、枝数少なく、切り込まれました。
ぶどう園日記に戻る。
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