2012年ぶどう園日記・現在状況報告編

ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年1月2日)
 自治会の青年会で、毎年12月28日〜30日の3日間、夜警をやってまして、 ちゃんと参加するのは一晩だけなんですけど、 当番割り当てや、告知のための自治会放送や、打ち合わせやらで、 なんだか気忙しい年末でした。 その分ってわけでもないんですけど、 今年も、元旦から少しづつ仕事を始めてます。 我が家だけじゃなくて、 目の前のキュウリ農家さんも、元旦からビニールハウスの二重を開けたり閉めたり、 ボイラーを点検したり、キュウリを採ったり、 なんだかいつも通りの風景でした。

 父は、ずーっと剪定を続けてますし、 僕は、ビニールはりの準備で、ロープを取り付けたりしてるんですけど、 準備を始めると、ビニールハウスのあっちこっちに錆が目立つように思えて、 部品交換やら始めてしまいます。 ここ数年、ビニールハウスの錆にばかり気をとられてましたが、 ぶどう棚の針金も、地面との境目部分が錆びて、 たまには切れてしまってるのもあり、 補強したり、錆止め塗ったり、です。
巨峰の剪定後



ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年1月12日)
 いつもありがとうございます。 本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

 家の周りでは、高速道路予定地の確認作業が行われていましたが、 冬になってからは、植木屋さんの畑が整地されたり、 近所の方々が家の移転先を決められたり、高速道路の準備が始まってます。 周りの地形、音、陽当たり、風向きが、どのように変わっていくのか、不安もあり、 遠くへの、遠くからの人の行き来については期待もあり、いろいろです。

 昨年のぶどうは、春に花が咲いて、実になって、袋をかけた頃までは、 いつもよりもちょっと少ない程度には、生産量を確保できたように思っていたのですが、 収穫を始めてみたら、小さい房が多かったのか、数が少なかったのか、 お盆過ぎからの長雨でダメになったのが多かったのか、 台風被害もなかったのに、収穫して販売できた量が少なくて、信じがたいことでした。 9月の中旬に予約を受けてた施設の方々には、巨峰が残ってなくて、 1年に1回の毎年の行事を楽しみにしてらしただろうにと思いながら、残念で、 どうしたことだったんだろう、何でだったんだろうと、畑の中で考える秋冬の日々でした。 「今年の巨峰は甘かった。」と言って帰られる方が多くて、いつもは甘くなかったのかしら...?、 と考えたり、いつもより甘かったから、ダメになるのも多かったのかしら、とも考えたり。 まだまだ分からないことばかりですけど、今年も精一杯頑張ります。

 春には、新しい品種の苗木を植えようと準備中です。 5年おきくらいに、あっちこっちに新しい品種の苗木を植えて、実を生らせて、試食して、 って繰り返してますけど、セキレイ、ロザリオ程に気に入るものはできませんでしたが、 今度こそ、今度くらいは、と思ってます。 食べられるのは、早くても2,3年後です。どのような色形になりますか。

 昨年は、分園のビニールはりの直前に東北の震災があり、 ビニールハウスの上で、連日の震災関連のニュースを聴きながら、 どこまで被害が広がるんだろうか、おさまることがあるんだろうかと、不安でなりませんでした。 少し落ち着いてくると、ぶどうをいつも通りに生産できても、 いつも通りに収穫できるんだろうか、販売できるんだろうか、 買って下さる方がいらっしゃるんだろうか、そんなことも考えて、不安続きでしたが、 被災地の方々、ここよりも被災地に近い地域の方々のご苦労を考えれば、まだ頑張れそうです。 新しい年が、穏やかな日々でありますように、 皆様の健康と御多幸を、お祈り申し上げます。
ぶどう狩り ぶどう狩り ぶどう狩り ぶどう狩り

 収穫が早く終わってしまったわりには、年末になってから、あたふたとやってまして、 年々、ポストに入れるのが遅くなってきてる年賀状です。 構想は早くにできてるんですけど、もちょっと、もちょっと、と文面を手直ししてるうちに、 実際に年賀状を書く(プリントする)のは、とうとう12月31日になってしまい、 夕方になってからポストに入れるようになってしまいました。 なんとか無事に出せたなあと思ってましたが、 ホームページに書くのは、こんな時期になってしまいました。


ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年1月12日)
 久しぶりに、ちゃんと晴れた感じしました。 ビニールはりの準備をしてまして、腰を伸ばしながら、矢筈山を眺めたりしてます。 矢筈山は、自分の目で見てるときは、かなり目立った存在感ある山なのですが、 デジカメでは、何回撮っても、自分が見てるような感じには撮れません。
ビニールはり準備中 ビニールはり準備中
 右側の写真は、ロザリオのビニールハウスで、 ビニールをはりっぱなしにしてたものですから、 ビニールはりの手間を省けてるんですけど、 谷やビニールの巻き取り部分に落ち葉がたまってしまって、 掃除しないと、まともに巻き上げできなさそうです。


西出水小学校の交流給食  (最終更新日:2012年1月24日)
 今日は、西出水小学校の招待給食にお呼ばれしてましたから、行ってきました。 今年で5回目、のようです。 第1回目ってときに比べたら、さすがに慣れてはきましたが、 疲れて寝込んだ次の日だったので、 どうしたもんかと思っていたのですが、給食食べた後は、けっこう元気になって帰ってきました。

 集合場所の家庭科室に行ったら、他の業者さん達もいらしてて、 給食費235円を集めてらっしゃるとこでした。 校長先生、栄養士さんの話を聞いてから、 いつものシーンとした雰囲気の中で、児童さん達が迎えに来るのを待ってました。
給食


 本日の献立は、米粉パン、牛乳、豆腐と白菜のスープ、チキン南蛮、タルタルソース、 ゆでキャベツ、ひと口ボンタン漬け、でした。
 招待給食では、いつもお米だったんですけど、初めてのパンでした。 もちもちしてて、これだけで美味しいパンでした。 普通のパンの分量の小麦の30%の米粉、鹿児島県産の米粉を混ぜて作ってあります。
 チキン南蛮は、宮崎県の郷土料理らしいんです。 鶏肉に、塩コショウをした後、デンプンをつけて揚げて、三杯酢であえてあるもので、 パッケージされたタルタルソースをつけて食べました。 美味しかったですし、一切れ、一口分でしたから、 もちょっと食べたかったかな。
 給食室の先生が、昨年まで阿久根市の小学校に勤務されてて、 阿久根市は、ボンタンの産地で、給食の献立にも使われたらしくて、 出水の子供達は、ボンタンを知らない子も多いだろうけど、 「皆さん(僕らです。)と一緒に食べてもらうことで、ボンタンに馴染んでもらえれば。」 ということで、ボンタン漬けが、初めて給食にだされたらしいです。 僕も、ここ何年も食べたことなくて、ほとんど食べたことなくて、 案の定、子供達も、「これ何...?。」って尋ねてきて、 知らない様子でした。 一応、袋から出して、食べて見せたんですけど、 ん〜、僕としては、あのジャリジャリ感がある食べ物は、どれもこれも、どうにもこうにも苦手で、 昨年のデコポンみたいな苦手克服とはなりませんでした。 ボンタンそのものは、プチプチした食感が好きなんで、 大きなボンタンが教室に何個か置かれて、 みんなで皮を剥いて、1房(1袋?)づつとか食べれたら、 「美味しいねえ。」と言えたかもしれません。 いつもは、食器の片付けまでいるんですけど、 今日は、先に退出となりましたから、あの後、子供達は、 ボンタン漬けを食べたのかな〜、ちょっと気にはなります。

 周りの子供達と話をしながら食べていたんですけど、 なぞなぞ、クイズをだしてくれまして、「1+1は、何...?」って、 答えは、田圃の「田」で、 もう一個正解があったんですけど、思い出せませんが、 そんな問題を、いくつもだしてくれまして、 普通のときに考えれば、正解がでてきそうなもんですけど、 全然ダメでした。 答えられませんでした。
 ある程度食べたとこで、質問コーナーになり、 たくさんの質問がでてきました。 ぶどうのことについてよりも、「身長は..?」、「体重は..?」、 「年齢は..?」、「結婚してますか...?」、などなど、 ぶどう以外の質問が多かったです。


ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年1月26日)
 連日、たっぷりと水を撒いた後、 本園ロザリオの地面に、ビニールマルチを敷きつめました。


ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年1月27日)
 昨年よりも、一週間程早かったんですけど、 1月27日に、本園のビニールはりをしました。 以前は、この時期、1月末くらいにビニールはりしてたこともあったんですけど、 セキレイの収穫が遅くまでかかったりして、 1月末までに準備ができずに、2月初めになることが多かったのです。 昨シーズンのセキレイは、早くになくなってしまいましたから、 早くからビニールはりの準備を進めることができました。
 週間天気予報を見てると、気温が低い日ばかりで、 雨、雪マークばかりで、 この日を逃すと、ずーっとビニールはりできるような天気はないぞ、 って思えたものですから、 大急ぎで最終準備して、1月27日に、声をかけてた方々に集まってもらいました。 錆びた部品交換やらは、まだたくさんあるんですけど、 やり出したらキリがないと言いますか、 交換してる途中では、ビニールはり日和があっても、ビニールはりできませんから、 この冬の修理は、このくらいにしとくことにしました。

 昨年までは、八代市のビニールハウス建込業者さんと、出水市のシルバー人材センターの方々が、 主力だったんですけど、 ハウス建込業者さん達は、ハウス建てが少ないもんですから、 他の職業に就かれてて、平日にビニールはりに来るのがむずかしくなってきてましたし、 シルバー人材センターの方々も、一昨年までは、だいたい同じ方々が来られて、 だんだんと慣れてこられていたんですけど、 高齢化で、メンバーが入れ替わってしまって、慣れてない人達ばかりが来られるようになってしまって、 これではイカンということで、 手伝いさん達の旦那さんや、その知り合い、知り合いの知り合いのようなつながりで、 少し若い方々に集まってもらいました。 「土日なら手伝えます。」って方は、わりといらっしゃるのですが、 ねらうのは「風の無い日」ですからね、 土日以外になることの方が多いのです。
 ビニールはりの仕事が初めての人も多くて、 しかも、無風じゃなくて、少し東風が吹いてたもんですからね、 最初は、ちょっと大変でしたけど、 終わる頃には、なんとか慣れてこられました。 次の日の網の取り付けまで手伝ってもらいましたし、 何年か連続してきてもらえれば、やること分かってくるので、 僕らも、ずいぶんと楽になると思います。
ビニールはり

 ビニール上げて広げた1月27日から後の日々は、 翌日は、朝起きたときには風がかったですけど、すぐに冷たい風が吹き始めて、 その後も、ビニール上げは無理な日ばかり続いてます。 ちょっと無理しましたけど、1月27日に上げてもらって正解だったろうと思います。 ただ、1月27日は、東出水小学校の交流給食に行くことになってたものですから、 交流給食に自分で参加できなかったのは残念でした。
 交流給食は、12時30分集合で、 ビニール上げの手伝いさん達も、昼食の時間帯ですから、行けないことはなかったんですけど、 給食の終わりが1時15分で、 その後、帰ってきて仕事を始められるのは、いつも2時頃になってしまいますから、 その間、1時間近くも、ビニール上げを止めるわけにもいきませんし、 でも、午前中に、うまいことビニール上げてしまえれば、 午後は、個々に、紐を結んだり、ビニペットにスプリングをはめ込んだりって仕事で、 1人少なくても大丈夫かなって思えたりもしましたが、 当日になってから「ビニール上げが残りました。給食には行けません。」ってなると、 先生方も、児童さん達も、混乱させることになるなあと思って、 前日のうちに諦めて、代理の方にお願いしました。 もう少し、ぶどう園の仕事に携わってる方に代理をお願いできれば良かったんですけど、 みんな、ビニール上げに参加してもらわないといけませんでしたから。

 1月27日にビニールを上げて広げてもらった後は、 網の紐を取り付けたり、ビニールを押さえるバンドを結びなおしたり、 細々と完成に向けて頑張ってます。 4日間程、頑張ってましたけど、ビニールハウスの谷は、風通りが良くて、 特に今年は寒くて、喉のイガイガから風邪ひいてしまって、 家の中で、二日間程、休憩中です。


ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年2月4日)
 本園ロザリオハウスの内側に、二重のビニールを広げたのは、 数日前だったんですけど、 巨峰のビニールはりで、そのままにしてましたが、 サイドビニールを下して、谷喚起装置も閉めて、気温変化による自動運転にしました。


ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年2月5日)
 巨峰のビニールハウスの紐の締め直しなどが終わりましたから、 サイドビニールを下して、ビニールハウスを閉め切りました。 雨やら雪やら、天気が悪くて、谷喚起装置のチェックはまだですが、 天気が回復すれば、気温変化による自動運転にします。


ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年2月6日)
 昨日、ビニールハウスを閉め切ったので、 夜の霜などの影響もないだろうってことで、ビニールハウスの中に、苗木を植えました。 接いである部分まで土をかぶせて、藁を敷きました。
苗木植え



ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年2月24日)
 連日、たっぷりと水を撒いた後、 本園ビニールハウスの巨峰の地面に、ビニールマルチを敷きつめました。
ビニールマルチ ビニールマルチ



ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年2月28日)
 例年よりも朝晩寒い日が続いてましたから、 新芽は遅れるだろうって思っていたんですけど、 家の裏のビニールハウスの中で、巨峰の新芽を発見しました。 毎年、この辺りが、早くに新芽がでてくるんですけど、 昨年は、3月7日に新芽発見と書いてますから、 1週間くらい早くにビニールハウスを閉め切った分だけ、 早く新芽が出てきたのかもしれません。 でも、まだ綿毛みたいなのをかぶったままで、出かかってるって感じですから、 昨年の3月7日の新芽は、写真撮ってなかったですし、 どのくらいの状態だったのか覚えてないんですけど、 同じころに、こんな新芽はあったのかもしれません。
新芽 新芽



ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年3月8日)
 ビニールハウスの巨峰の新芽も、花芽が見えてきて、新芽っぽくなってきました。 まだまだ、枝の先端にある新芽だけですけど。
新芽

 地面に近いとこでは、今年植えた苗木の新芽もでてきてます。 写真撮ってから時間経ってるので、よく覚えてないのですが、 他の苗木よりも早く新芽が出てきてましたし、 植えてある位置からしても、天山、だろうと思います。 普通のハウスの中に植えた天山です。
天山の新芽


ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年3月14日)
 分園トンネルハウスに、ビニールを広げました。 ...あらあら、ホワイトデーだったんですね。
 ロザリオとセキレイのトンネルハウスは、ビニールをはりっぱなしにしてましたから、 その分の紐の締め直しが必要なくて、網はりも必要なかったために、 15日までに、自動開閉装置の調整まで、後始末が終わりました。


ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年3月17日)
 ビニールハウスの巨峰の新芽は、枝の先端の新芽だけが大きくなって、 その他の新芽が出てきませんから、大きくなった新芽を摘んで回ってます。 写真のような新芽を摘んでしまった後は、ほとんど新芽の出てない枝だけの状態に逆戻りしました。
新芽



ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年3月18日)
 二重ハウスの中のロザリオビアンコも、枝の先端からからは新芽がでてきてます。
ロザリオの新芽

 ロザリオの二重ハウスの中にも、天山の苗木が植えてあります。 ちょっとだけ寒くないので、他のハウスに植えてた苗木よりも、早めに成長してます。
天山の新芽



ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年4月2日)
 トンネルハウスの中に植えといたセキレイを掘り出して、 本園のテラスの下に移植しました。 少しは枝が伸びて葉っぱが増えてくれれば良いんですけど、 今年は、強い日差しの当たる売り場になってしまいそうです。
移植

 ビニールハウスの中では、新芽が出揃ってきてます。
新芽 苗木


ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年4月9日)
 本園巨峰の花芽摘みを始めました。 手伝いさん揃っての仕事始めです。


ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年4月18日)
 ビニールハウスの中では、巨峰の花が咲き始めてます。
巨峰の花 巨峰の花


ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年4月18日)
 本園ビニールハウスの巨峰の花房切りを始めました。 最初に花が咲いてる房から切り始めて、2回目、3回目と、約11日間、やってました。


ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年4月26日)
 ビニールハウスの中では、巨峰の花が咲き終わり、実どまり状況が分かり始めてます。
巨峰の実どまり


ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年5月6日)
 シルバー人材センターから4人、手伝いに来てもらって、 本園ビニールハウスの巨峰部分のビニールマルチをはぎました。 肥料をまいて、水撒き始めました。


ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年5月10日)
 ビニールハウスの中では、巨峰の粒が大きくなってきます。
巨峰の実どまり 巨峰の実どまり


ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年5月10日)
 本園ビニールハウスのロザリオ部分の二重ハウスを取り除きました。 ビニールマルチもはいで、肥料をまいて、水撒き始めました。


ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年5月16日)
 苗木は、ビニールマルチをしてる頃は、あんまり成長してなかったんですけど、 ビニールマルチを取り去って、水を撒くようになると、順調に成長してくれてまして、 ぶどう棚に届くようになりました。
苗木



ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年5月16日)
 苗木は、ビニールマルチをしてる頃は、あんまり成長してなかったんですけど、 ビニールマルチを取り去って、水を撒くようになると、順調に成長してくれてまして、 ぶどう棚に届くようになりました。
苗木



ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年5月22日)
 巨峰の房落とし(摘果)をやってました。 毎年、「こんなに切り落とすんだよ〜。」と見せたくて、地面に切り落とした房を撮るんですけど、 なかなかイメージが伝わるような写真になりません。 写真よりも、切り落としたときの、「ドスッ」って音や、 この上を歩き回るときの「ボキボキッ」って音があれば、もっと伝わるかなって思ったりします。
巨峰の房落とし 巨峰



ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年5月22日)
 今年は、よく物が壊れる年で、あれこれと修理してるんですけど、 ビニールハウスの谷喚起装置を故障してしまいました。 畑で仕事をしてると、「ガチャンガチャン」とけたたましい音が聞こえてきて、 行ってみると、谷喚起装置が暴走してまして、 谷喚起のためのパイプが逆回転して、どんどん巻き上がって、 耐えきれずに、ケーブルが切れてしまったり、 ビニールを引き延ばしてしまってたり、いろいろです。 最初のときは、故障の原因箇所が分からずに、 もうしばらく様子をみましょうってことで、 普通に動いていたんですけど、またまた暴走して、 どの部分が悪いのか分からず、新しい谷喚起装置に入れ替えました。 トンネルハウスの谷喚起装置と同じものになりました。
谷喚起装置 谷喚起装置



ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年6月1日)
 巨峰が着色してきました。 時期的には、昨年と同じころだろうと思います。 小さな房、小さな粒、あんまり元気無さ気な辺りから着色してきてて、 本命の房の着色は、もちょっと後からです。
巨峰の着色



ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年6月4日)
 一粒だけ色着いた、ちょっと型の良い房があったので、 着色の進み具合を撮り続けてみようかと、テープを下げてみました。 ほとんど緑色の房であっても、一粒だけでも綺麗に着色してる房ってのは、 全体的に薄赤っぽくなってきてる房よりも、すんなりと着色したりするのです。
巨峰の着色



ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年6月8日)
 天気の良い日もありましたが、けっこう雨降ったりして、期待薄だったんです。 でも、夜が涼しかったからでしょうか、袋をかける前だったこともあって、 たった4日間で、こんなに着色するんだと、驚いてます。 これだけ着色した粒が見えてくると、カラスなどの鳥が食べに来ますから、 今日から袋かけです。
巨峰の着色



ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年6月12日)
 この辺りは、7月9日に袋をかけてますから、 袋かけ直後は、なんとなく、着色も、肥大も止まるような気がするんですけど、 着色は、そのまま進んでるようです。 全部の房が、同じように着色してるってのは考えられないですけど、 中には、このくらいの着色の房も、少しはあるだろうと考えてます。
巨峰の着色



ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年6月20日)
 この時期には珍しく、米ノ津小学校の児童さん達が見学にやってきました。 まだまだ食べられるような巨峰もありませんし、秋の「試食付き見学」と比べると、 「ホントの見学」だけでした。 質問を受けたときのメモが見つからず、人数など思いだせないんですけど、 担任の先生も一緒に15人くらいで、大人数でした。 他の児童さん達は、特産館いずみと、お米屋さんに、見学に行ったらしいです。

 品種紹介のパンフレットを プリントしてあったので、 最初に、パンフレットを配って、生産してるぶどうの品種の説明をして、 後は、質問を受けて、説明することにしました。

 だいたい質問が出尽くしたら、テラスの下に置いてあるSSや乗用草刈り機を見たり、 座席に座ったりしてもらいながら、何に使うものかを説明して、 その後、畑の中を見て回りました。 いくつかの袋をとって、太り始めたロザリオビアンコや、着色途中の巨峰などを、見てもらったり、 マイクロスプリンクーラーで水を撒くことなどを説明しました。
 今年も、やっぱり走り回ってました。 房に頭が当たることはなさそうで、とりあえず、安心して見てました。 木の本数を質問した子は、走り回って、真面目に数えてました。 房数を質問した子は、さすがに数えてなかったです。

 一番盛り上がったのは、乗用草刈り機で、草刈りの実演をしたときです。 ゴーカートみたいな乗用草刈り機で走った後は、草刈りされてて、 先生も児童さん達も、喜んでくれました。 児童さん達にやってもらうのは不安がありますけど、 担任の先生なら、草刈り機に乗って運転してもらっても良かったかなって、 帰られた後から考えました。
見学 見学
 途中の写真は撮り損ねて、帰る間際だけです。 握手したり、ハイタッチしたり、手をふったりしながら、元気に帰って行きました。


ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年6月17日)
 晴れて暑すぎたり、ビニールハウスの外は大雨だったり、 そんな数日でしたけど、順調に着色してるようです。 この房は...。
巨峰の着色



ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年6月24日)
 分園のトンネルハウスの巨峰も、着色が始まった粒が、いくつかありました。 だいたい、昨年と同じころです。 まだまだ鳥に狙われる程ではないですけど、 いつ頃に梅雨明けして、ビニールをはがそうってことになるか分かりませんから、 早めに、今日から袋かけです。
巨峰の着色



ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年6月25日)
 枝が太くて、房が大きくて(粒が多くて)、綺麗な房型してて、一粒だけ綺麗に着色してて、 ってことで、この房を選んで撮り続けましたが、面白いように着色してくれました。 ただ、着色が早かった分だけ、粒は普通サイズくらいで、あんまり大きくはなってないようです。
 まあでも、これから少しは太ると思いますし、 毎年、7月20日頃からは、収穫を始めるわけですから、 このくらいに着色したのが無いと、収穫の予定が立てられませんから、 こんだけ着色したのは良いことです、ありがたいことです。
巨峰の着色

 問題は、天気の良かった頃に着色を始めなかった房です。 たぶん、粒は大きくなってきてると思うんですけど、 ビニールをはがさないと、どうにも着色しなさそうな気がします。


ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年6月27日)
 粒は太ったんですけど、天気の良かった頃に着色しなかった房です。 ビニールはがして、どう変わるか見るために、ビニールをはがす前に撮っておきました。
巨峰の着色



ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年6月29日)
 梅雨が上がって、カンカン照りになってからビニールをはがすと、 炎天下でビニールはがす人間の体調も心配ですし、 ぶどうの葉っぱが焼けたりするのも心配です。 梅雨明け宣言はマダですけど、 7月になると、晴れる日もあるような週間天気予報になってきましたし、 昨年と同じくらいの日付にはなってきましたし、 網をはずして、7月1日までかかって、ビニールをはがしてしまいました。
 雨の中でのビニールはがしは、濡れて気持ちよくはなかったですけど、体は楽でしたし、 ぶどうの葉っぱも赤茶色に焦がれることもなくて、良かったんですけど、 週間天気予報が、雨ばかりの予報に変わってしまいました。


ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年7月3日)
 ビニールをはいだとたんに、中が見えるようになったためか、 電線にはカラスが並んで、こちらを見てました。 追っ払おうと、ロケット花火を打ち上げますが、 しばらくしたら、また電線に並んでました。 今年も、収穫が終わるまで、この戦いは続きそうです。
ビニールはぎ カラス対策

 ビニールをはいだ後の色着き具合をみようかと、 同じ房を撮り続けているんですけど、 大雨が続くようになって、割れてしまう粒が見え始めました。 色づいてない粒は、わりと大丈夫で、色付いた粒が割れてます。
 これは、着色の遅れてた房ですから、1粒、2粒が割れただけですんでますが、 先端の丈夫な枝に生ってる房は、粒が大きくて、色付き早かったんですけど、 その最初の頃に収穫できそうな房に、割れてる粒が多くあるのです。 いつもは、7月20日前後に収穫を始めるんですけど、 今年は、ちょっと無理かなあ、って気がしてきてます。
新芽 割れてしまった
 袋をかけてあるので、全体的には、どの程度の粒が割れてるのか、はっきり分からないんですけど、 あっちこっち、色付き具合をチェックしながら、割れた粒があれば、取り除いてます。
 ビニールをかぶせたままでは、着色が進み難いですし、 美味しさも進みませんから、いつかはビニールをはがさないといけないんですけど、 ビニールをはがす前に、もちょっと水浸しにするくらいに水撒きが必要だったかなあ、 って考えたりしてます。


ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年7月7日)
 今年のロザリオビアンコは、昨年の同じ時期と比べると、粒が大きくなってきてるように見えます。 今年の粒が大きいというよりは、昨年の粒が小さかったんです。 まだ、まともに食べてはいないですけど、色や触った感じでは、ジューシーっぽい気がします。 肥料は変わってないですし、房数は、ちょっと多いくらいですから、 長雨が続いて、陽射しが当たらなくて、湿気が多くて、 こんなになってしまったんだろうと思います。
ロザリオビアンコロザリオビアンコ
 左側の写真は、また袋をかけやすいように、小さな房を撮ったんですけど、 袋をはいだら、袋をもとに戻せそうにないくらいに、ぱっちんぱっちんに張ってる房も、 いくつかあります。 袋に圧迫されて、粒が潰れてしまわないか心配で、 もちょっと粒を間引いておけば良かった、かもです。 出来上がってみないと分からないことですけど、 房が大きいと、美味しくなるのが遅れます。 食べて美味しければ、大きな房を喜ばれる方もいらっしゃいますから、 結果オーライではあるのです。


ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年7月11日)
 7月8日〜10日までの3日間は、なんとか晴れましたから、 地面も、少しは乾いてきました。 晴れたおかげで、緑色してた粒が、微妙に赤っぽく色着いてきてるみたいで、 色付きがまったく止まってしまってるってわけではなさそうです。 とは言っても、まだまだ大雨予報が続いてますから、 もうしばらくは、急激に色付きが進むってことはなさそうです。 このあたりの色付き具合の房達は、 お盆前くらいには、なんとか収穫できればって思っているんで、 お日様にも、ぶどうの木達にも、なんとか頑張ってほしいです。
巨峰の着色 巨峰の着色
 今日は、ちょろちょろっと晴れ間もありましたけど、小雨の降る一日でした。 明日、明後日は、大雨、豪雨になりそうな天気予報です。


ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年7月7日)
 7月3日の写真で、割れた粒を取り除いた後の房は、 家の近くですし、緑色の粒が多くて、ちょっとした色付きが分かりやすそうなので、 気が付いたときには撮り続けて、しばらく色つき具合を見ようかと思ってます。 それに、まだまだ雨が降り続くような天気予報ですから、無事だった粒が割れるかどうかも含めて、 見続けて、割れたら取り除く、ってことを繰り返します。 ビニールをはいだ後、最初の大雨のときと比べると、多少は、雨にも慣れてきてると思うんです。
巨峰の着色 巨峰の着色



ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年7月13日)
 大雨続きで、なんとなく外の仕事が進め難くて、 昨日、今日は、売り場となる小屋を片付けたり、 撮りためた写真をパソコンに転送して、ぶどう園日記を書いたりしてました。 ここ数年は、巨峰の花が咲き始める前くらいから、ホームページの更新ができなくなって、 袋かけまで終わった頃に、夏休みの宿題の日記みたいに、 まとめて書くのが恒例になってしまってます。 今年は、さらに遅くなってしまいました。

 今日は、雷も鳴り響く大雨と曇り空が、交互にやってきました。 ロザリオビアンコとセキレイのハウスは、ビニールをはりっぱなしにしてあって、自動開閉装置を動かしてるもんですから、 雷が鳴ると、電源コンセントを引き抜くために走りまわり、 雨が止むと、陽射しは強くなくても、ビニールがはりっぱなしのとこは、 あたたまりそうな気がして、湿気が高まりそうな気がして、 電源コンセントを入れに走ってました。
 大雨で、粒が割れてしまうんじゃないかと、僕にとっては、とても心配な日々が続いてます。 今日は、天気予報サイトで、雨雲の動き(レーダー)を見ていたんですけど、 熊本県の真ん中、阿蘇の辺りが、ずーっと赤い表示のままで、 テレビニュースで見た映像も、そらすごかったです。 着色は遅れてますけど、大水に流されてしまったわけではないですし、 まだたくさんのぶどうが残ってますから、まだまだ頑張れる、と考えるようにしてます。
 この時期に知り合いのお客さんに会うと、「いつから...?、」って訊かれるのですが、 「この雨続きですからねえ。いつから収穫できるか、なかなか目途が立たないんですよ。」と言うと、 「だよねえ。でも、お盆前までには、なんとかしてね。」と言われます。
大雨
 大雨が降ったときに撮ったんですけど、雨粒は写ってないし、大雨の雰囲気は伝わらないですね。


ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年7月17日)
 分園のトンネルハウスの巨峰です。 脇芽が伸びていたので、切り落としに行ったときに撮りました。 先端の丈夫な枝に生ってて、 たぶん、飛びぬけて着色が進んでる房だと思います。 他のは、全体的に緑色が多いです。
巨峰の着色



ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年7月19日)
 ここ数日は、台風の影響で、たまに雨が降りますが、強い雨は長く続きませんでしたし、 お日様が照り付ける時間帯も長くて、着色に向けては、まあまあ良い天気でした。 あちこちの粒を摘んで試食してるんですけど、 酸味が強い粒もありますが、雨が降り続いていたときと比べると、後味が良くなったって感じます。
巨峰の着色 巨峰の着色

 7月11日は、下の写真でした。 時刻、天気が違うので、変化が分かりづらいですけど、 着色する気分になった、着色に向けてが動きだしたんだなって感じがしてます。 このまま、天気の良い日が続いてほしいんですけど、 天気予報は、晴れ予報は、当てにならないですもんね。
巨峰の着色 巨峰の着色



ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年7月20日)
 この数日間は、多少の雨は降っても、大雨にはならなくて、まあまあの良い天気だったんですけど、 今日は、朝から雨で降り続いてて、昨日までの色着きが止まってしまうんじゃなかろうかと、 恐怖に思いながら、雨を眺めてます。
 7月19日くらいから晴れた日が続くって天気予報のときには、お客さまからの電話問い合わせに、 「7月25日くらいから、収穫を始められれば良いんですけど、 そのころに、電話で問い合わせてください。」と答えていたのですが、 今朝の雨、明日の雨予報で、かなり不安になってきました。
大雨



ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年7月27日)
 7月23日(月曜日)から今日までは、パラパラって程度の雨は降りましたけど、晴れた日が続いてくれてます。 袋をかぶってますから、全部の房を見渡せるわけではないんですけど、 あちこちの房を下から覗いた感じでは、大雨の後の状態からすると、ずいぶんと着色してきたように思います。 着色が止まってるわけはないようです。 それでも、今直ぐに収穫できるってくらいに着色した房は少なくて、 電話の問い合わせにも、「25日くらいからです。」と言ってたのが、 25日になってからは、「週末(28日)くらいからです。」と言うようになりました。 さすがに今日は、お客さん来られたものですから、 販売したり、地方発送の予約を受けたり、少しですけど発送も始めました。 新聞の折り込みチラシは、もちょっと様子をみてからにしよう、と思います。 着色は遅れてますけど、食べた感じとしては、色が薄い房も、甘くなってしまってます。

 7月11日に撮った房と同じものを今日も撮りました。 上の写真から、7月11日、7月19日、7月27日、です。
巨峰の着色 巨峰の着色
巨峰の着色 巨峰の着色
巨峰の着色 巨峰の着色



ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年7月29日)
巨峰の着色 巨峰の着色



ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年7月31日)
 7月27日(金曜日)までは、畑仕事メインで、お客さんが来られたら収穫もやりますって程度でしたけど、 7月28日(土曜日)からは、お客さん来られたので、収穫をメインにやってます。 台風が近づいてますし、新聞の折り込みチラシは、もちょっと様子をみてからにしよう、と思います。 来られたお客さんに、ホームページには収穫が始まったことが書いてなかった、って言われたものですから、 収穫を始めましたよ、と書いておこうと思います。

 7月11日に撮った房と同じものを、また撮りました。
巨峰の着色 巨峰の着色



ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年8月9日)
 今年は、着色が遅れていたので、できるだけ収穫を遅らせようと、新聞折込チラシを入れるのを遠慮したまま、 少しづつ販売を始めていたんですけど、 お客さんから「チラシが入らない。」と言われることが多かったものですから、 8月6日(月曜日)に、新聞折込チラシを入れました。 本園の巨峰は、7月最初の大雨の影響で、割れたり、着色しなくなってしまった木もありますから、 どの程度の量を収穫できるか分からず、不安ではあるのですが、 分園の巨峰は順調にきてますから、すこしづつ採れるようになってきましたし、 なんとか収穫を続けていけるんじゃなかと思ってます。

 昨年よりも、ちょっと早めですけど、7日(火曜日)からだったと思いますが、 ロザリオビアンコの収穫も始めました。 地元の御中元や家庭用は、巨峰だけってのが多いんですけど、 地方発送は、巨峰とロザリオビアンコの詰め合わせが多くなってきてます。


ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年8月20日)
 分園のテラスの下は、お盆過ぎから掃除して、どうにか休憩所のような格好になりました。 本園のテラスの下と比べると、風の通りが良くて、ずいぶんと涼しいです。
分園の休憩所



ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年8月21日)
 収穫が始まってからは、発送伝票書きや、空箱作りなど、発送準備のために、 それに、体力温存のために、ホームページは更新できませんでしたが、 デイサービス施設からの予約が入ったものですから、 涼しい休憩所がある 分園での営業に移りました。

 今年も、お盆前からお盆期間中まで、たくさんの御中元、地方発送の注文を、ありがとうございまいした。 毎年、8月13日と8月14日の午前中までが忙しさのピークなのですが、 今年は、ちょっと早めの8月11日(土曜日)、12日(日曜日)が、忙しかったです。 これから後は、デイサービス施設などの団体さんが来られてるとき以外は、 ゆっくりになると思います。

 7月最初の大雨で本園の巨峰が割れた時に、割れた粒を取り除いて、袋を取り換えたり、 カラスに食い破られた袋も多くて、これを取り換えたり、 今年は、袋を取り換えることが多かったものですから、 最初の袋数が分からなくなってしまってます。 たぶん、最初の袋数は、極端に少なかった昨年よりも多くて、例年なみくらいはあったろうと思います。 ただ、割れてしまった粒を取り除いて、房型が小さくなったり、 着色が止まってしまって商品として収穫できそうにない房が多いものですから、 巨峰の収穫量は少なくなるんじゃないかなって思ってます。 その代わり、ロザリオビアンコの粒が大きくなって、房型が大きくなりましたし、 8月10日ころからの御中元にも人気で、巨峰とロザリオの詰め合わせの地方発送が多くて、 巨峰の少なさをカバーしてくれました。


ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年8月23日)
分園の休憩所 分園の休憩所



ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年9月5日)
 分園で営業してます。 デイサービス施設からのぶどう狩りの予約は、お盆後の週から始まって、 今週末までが多くて、来週には少なくなります。 たくさんの予約が重なってたのは、昨日で、 お弁当を食べるスペースを確保できるだろうか、 午後2時前後に、お帰りになる施設と、来られる施設があって、 車の乗り降りの時間が重なりはしないかと、心配してましたが、 見事に、重なってしまって、僕は「どうしよう、どうしよう。」でしたけど、 職員さん方は、顔見知りの方も多くて、落ち着いて融通し合って乗り降りされてて、 混乱無くて良かったです。
分園の休憩所 分園の休憩所

 9月になって、学校が始まってからは、学校給食を準備して配達してます。 給食室の前に車を停めて、粒粒に切った巨峰を入れた箱を運んでいると、 「わ〜、ぶどうだあ。」って、児童さんや先生の声が聞こえてきて、 なんだか元気になります。
学校給食の巨峰

 抹茶生クリーム大福、ずんだ生クリーム大福をいただきました。 これも、元気になります。
おみやげ



ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年9月9日)
 分園で営業してます。 デイサービス施設からのぶどう狩りの予約は、お盆後の週から始まって、今週までは多かったですけど、 来週は、少なくて、ゆっくりしてると思います。

 今日、MBC報道部のカメラマンさん達が撮影に来れれました。 明日、9月10日(月曜日)、大きな事件事故がなければ、 午後6時15分からのMBCニューズナウのどこかで放送される、ってことでした。 一昨日、電話で問い合わせがあり、撮影が決まりました。 日曜日って、7月、8月だったら、土曜日の次に賑わってる曜日なんですけど、 今の時期って、施設からの団体さんが来られないときは、 お客さん少なくて、ゆっくりしてまして、 日曜日は、施設からの団体さんが来られないものですから、 一般のお客さんが少ないときは、賑わってる感じは期待できないのです。 まあ、実際そうなんだから、ゆったりのんびりしてる風景を撮ってもらいましょうかねえ、って感じでした。

 8時前だったと思いますが、カメラマンさん達は、朝早くから来られました。 挨拶をしてるときに、手伝いさん達は、畑に採りに行ってまして、 その声が聞こえたもんですから、その様子を撮らせて下さいってことで、 さっそく撮影開始でした。 畑の中で撮られた後は、小屋に帰ってきて、選別、箱詰め、袋詰めの様子を撮って、 予想通り、ぶどう狩りのお客さんは、なかなか来られないものですから、 休憩、お茶にしましょうってことにしたんですけど、 その様子を撮りながら、インタビューでした。 畑の中もそうだったんですけど、 カメラがないときは、元気な声が聞こえてくるんですけど、 カメラマンさん達が寄って行くと、誰も喋らなくなって、喋れなくなってしまって、 小声になってしまって、なかなかインタビューにならず、 撮影が終わると、また賑やかになって、って繰り返しでした。
MBCの取材

 こういうときに限って、お客さんが来られないのです。 買い物のお客さんは、チラホラ来られても、 カメラマンさん達のお目当て、ぶどう狩りのお客さんが来られないのです。 最初に、「気長に待ちます。」って言って下さったので、 ぶどう狩りさんも、いつか来られるだろうって、いつも通りにしてたんですけど、 他の撮影は終わろうって頃になっても、ぶどう狩りのお客さんは来られないのです。 棚から下がってるセキレイを撮影されたり、お茶しながら話してらしたカメラマンさん達も、 駐車場に車が入ってくるたびに、そちらに目が行って、 車の中にお子さんがいらっしゃらないだろうか、 ぶどう狩りさんじゃないんだろうか、って、チェックされてますが、なかなかいらっしゃらない。 そのうちに、「手伝いさん達のお孫さんとか、いらっしゃったり、...しませんかねえ。」みたいなことを、 小声で言ったりされてました。 で、皿の上のぶどうを撮ってるときに、お子様連れた方々がいらっしゃいました。 やっと、でした。 ぶどうの撮影は中断して、お客さん達が試食されてるとこに、寄って行かれて、 出演交渉されてましたが、OKだったようで、 ぶどうを食べてるとこを撮ってから、ぶどう狩りについて行かれました。

 僕は、ぶどう狩りにはついて行かなかったので、どのような様子だったか見てないんですけど、 ぶどうを食べてるときは、 子供達は、カメラの前でインタビューにこたえてましたけど、 大人達は、カメラの外の方へ外の方へと、いつの間にか移動してしまわれて、 子供達だけがカメラの前に残されてました。 3組くらい撮影されてましたけど、どの家族も、同じような行動でした。
MBCの取材 MBCの取材
 ぶどう狩りさん達の撮影が終わって、撮影終了かと思ったのですが、 最後に、僕のインタビューらしきものもありました。 どの部分が放送に使われるか分からないですけど、 秋を撮影するってのがメインテーマだったんです。 でも、「秋を感じるのはどんなときですか...?。」の質問には、 うまいこと答えられませんでした。 毎日見続けてるぶどうよりは、隣の田圃の稲が大きくなったり、稲穂が出てるのを見てると、 秋を感じるんですけど、 どうもそれでは、ぶどう園に取材に来た甲斐がないみたいで、 何度も、「どんなときに秋を」って質問されてましたが、 ん〜、ぶどう、ぶどう園については、思い浮かばなかったです。 セキレイの色が赤くなってきたときかな、って思ったりしますが、 たまに来られるお客さんにとっては、そうかもしれないですけど、 毎日見てる僕にとっては、普通の風景で、秋を感じるってことではないんですよね。 畑の周りの田圃の景色が変わることの方が秋を感じます。 トンボが集団で飛んでたり。
 他は、「ビールが美味しいときは、ぶどうも美味しく感じられる。」ってな話をしたような気がします。 いつもそうなんですけど、インタビューは、ぶどう園の中でした。 なんでまあ、ぶどうの袋が下がってるとこで、インタビューされるのか、 イメージだろうとは思いますが、 背の高い僕は、前屈みの状態で、立ってるのがやっとで、しゃべりづらいのです。 おまけに、すぐそこに大きなテレビカメラがあって、 視界に入ってくるもんですから、気になってしまって、 カメラ見て喋ったら良いのか、横のインタビューしてる人を見たら良いのか、 目がウロウロしたあげくに、 その真ん中、カメラ抱えてるカメラマンさんを見て話してました。 もちょっと離れたとこから撮れないもんなんでしょうかね。 って、お願いしたんですけど、やっぱりくっついたとこ、1mも無いくらい、 50cmくらいとか、至近距離でした。 圧迫感、ありすぎです。 毎度のことですけど、カメラ無しで、テラスの下で話してたときの方が、 いろんなことを喋りやすかったです。

 最後に全景をって、あちこち撮って、遠くから休憩所を撮って、撮影終了でした。 8時前から始まって、12時過ぎくらいまで、でした。 カメラマンさん、重そうなカメラを抱えて、あっちへこっちへ、お疲れさまでした。 どの部分が放送に使われるか分かりませんが、撮影に協力してくれたお子様達の映像を、 たくさん使ってほしいなあって思います。 僕の変なインタビューは短くしてもらって、...放送しなくても構わないですから。
 カメラマンさん達が帰られた後の午後は、ちょこちょことぶどう狩りさんも来られました。 みんなで、「午後から取材に来て下さればよかったのに〜。」って話してました。


ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年9月14日)
 分園で営業してます。 デイサービス施設からのぶどう狩りの予約は、お盆後の週から始まって、先週までは多かったですけど、 今週は、少なくて、ゆっくりしています。
セキレイ 分園の休憩所


 9月10日のMBCニューズナウの放送当日は、放送時刻に間に合うようにって、 ちょっと早めに帰り支度をして、6時には分園を出て、本園に帰ってきて、 小屋のテレビで見てました。 鹿児島県出身の国会議員さん、金融担当大臣さんがお亡くなりになったって、 速報ニュースが入ってきたみたいで、どうなることかと思ってましたが、 番組開始の画面で、簡単な内容紹介があるんですけど、 子供達がぶどう園の中を走り回るような映像がありまして、 放送される予定に変わりはないんだって思いながら見てました。 番組のところどころで、大臣さんがお亡くなりになったニュースが伝えられてたので、 「大事故、大事件が起こらない限りは放送します。」って言葉が頭に浮かんでましたけど、 県内スポーツニュースの後に、「コマーシャルの後は」って、 ぶどう園を子供達が走り回る映像が流れて、 なんとか大丈夫そうな気になってきました。

 コマーシャルあけに、「出水市のぶどう園です。」って紹介で、 僕達の朝の収穫の様子から、子供達のぶどう狩り、 ぶどうを食べてるとこが、うつってました。 カメラマンさんが演技指導されたわけでもないので、 表情や食べた感想も自然で、僕らがいつも見てるぶどう狩り風景でした。 あの大きなカメラの前で、いつものぶどう狩り、表情ができる子供達や、 それを綺麗に撮るカメラマンさんは、すごいなあって思いました。
 お昼頃に、撮影されたカメラマンさんから電話があって、 「持ち帰った映像を見たら、子供達の笑顔が良かったので、 子供達中心に紹介させてもらいますから。」ってことだったので、 「遠慮なさらずに、僕のアップやインタビューなんていりませんから、 子供達の様子をたくさん紹介してください。」って言ってたんですけど、 まあ、その通りでした。
 バラエティ番組、情報番組じゃなくて、ニュース番組ですし、 お店紹介じゃなくて、秋の景色を紹介してますから、 メモ用紙持って見てる人なんていないと思いますが、 最後に、スタジオで、「山門ぶどう園」って名前と、地図と、電話番号が紹介されましたから、 山門ぶどう園を知らない方々には、記憶に残らなかったとしても、 よく御存知の方々には、黄色いぶどう狩り袋も映ってましたし、 「あ、やっぱり、そうだったんだ。」って感じだったみたいです。 コマーシャル、次の話題へと移って行きました。 番組の最後に、また、3種盛りのぶどうが映されてました。

 電話番号が画面に表示されると、すぐに問い合わせとかくるんじゃないかって、 ビクビクしてたんですけど、 分園で営業中って紹介でしたから、紹介された電話番号も分園のでした。 家には、本園には、みごとに電話はかかってきませんでした。 ホッとしたような、拍子抜けのような、でした。 分園の電話は、誰も居ない中、鳴っていたんだろうか、 ちょっと考えてしまいました。 翌日、分園に行ってから着信番号をチェックしたら、10件くらいだったか、残ってました。 同じ番号の方が2回、3回と、あきらめきれずにかけてこられたみたいで、 番号としては、4つか、5つか、でした。

 この3日間くらいで、「テレビを見ました。」って電話注文は、そんなになかったので、 新規のお客さんが、どのくらい増えたか分かりませんが、 買いに来られたお客さん方と話をしてると、 テレビを見て、「まだ、ぶどうがあったんだ。」って、思い出して買いに来られた方も多くいらっしゃるようで、 良い影響があったなあって思います。 お盆頃までで無くなってしまうように思ってらっしゃる方も多いようで、 11月、12月のロザリオビアンコとセキレイを紹介してもらったのが、特に良かったです。 御歳暮時期まで、覚えといて下さると、ありがたいです。
 ぶどう狩りしてるとこの映像でしたから、ほんとは、今度の土日に期待したいような気がするんですけど、 台風、雨になりそうで、なんだかもったいないです。 ...台風の進路によっては、ぶどうが無くなってしまいそうな、 施設や家が壊れてしまいそうな大きな強い台風ですから、 お客さんが来られなくて「もったいない」どころじゃないです。

 ニューズナウで放送された数日後、9月13日の午前中にも、 「今、テレビ見ました。」って電話かかってきたときには、 「何を寝ぼけたことを...。」って思いながら、電話応対していたんですけど、 その後も、2つくらい電話かかってきまして、 なんだろうって思ってましたら、いつもビデオに録画して見てる「ズバッと鹿児島」で、 同じく秋がテーマだったようで、同じ内容のVTRが放送されてました。 ありがとうございます。


ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年9月17日)
 昨夜から今朝にかけて、台風16号が通り過ぎて行きました。 905ヘクトパスカルとかいう数字を見たときには、どうなることかと思いましたけど、 この辺りを通るときには、少しは弱まっていたみたいですし、 少し離れたとこを通ってくれましたし、 巨峰の葉っぱが傷んだのが少しはあったようですけど、 残り房数も少ないので、早めに収穫を終えれば、大丈夫だろうと思います。


ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年9月23日)
 9月24日までは、分園で営業してますけど、 9月25日以降は、本園で営業する予定にしてます。
セキレイ 分園の休憩所

 巨峰は、残り少ないですけど、家庭用袋入りの販売は、まだしばらく続きます。 着色してなくても、熟しすぎになってて、粒落ちとか出てきてるものですから、 巨峰の箱詰め、地方発送は、あんまりお勧めできないような時期です。 代わりに、というわけでもないんですけど、セキレイの箱詰め、地方発送を始めました。 ロザリオビアンコも、まだまだありますから、 箱詰め、地方発送は、セキレイとロザリオビアンコの詰め合わせが多いです。
巨峰 彼岸花

 台風16号が過ぎ去ってホッしてましたのに、台風17号の動きが、またまた心配です。 九州の左側ばかり通ってるので、そろそろ、太平洋沖を通ってくれないかなァ、って思います。


ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年9月24日)
 西出水小学校の給食は、9月の最初の日に、巨峰を配達したんですけど、 そのときに、「9月末にも、もう1回」ってことだったんです。 「巨峰は、残ってるかどうか、難しい時期ですね。」って話をしたら、 「時期のもので良いです。」ってことだったんで、注文を受けていたんです。 いざ、納品日が近づくと、巨峰は残ってるには残ってますが、 巨峰っぽい色したのが少ないのです。 色着いてなくても、美味しい時期ではあるんですけど、 給食ですから、子供達が取り合いにならないように、ある程度は色を揃えた方が良いでしょうから、 一房の中の色着いた粒だけを、粒粒に切って、給食にすれば、できないことはなかったんですけど、 残りの色の薄い粒をどうするか、って問題が出てきて、 あまりにロスが多い、ということで、 粒も大きいロザリオビアンコをどうかなってことで、 粒粒に切って、配達しました。

 気になるのは、子供達の反応です。 ぶどう園で試食する子供達は、ロザリオビアンコを、「マスカットだあ。」って言って、 この前のテレビでも、そんな声が入ってたような気がしますが、 喜んで食べるんですけど、 冷えてないであろう給食のロザリオビアンコを食べた子友達の反応は、 どうだったんだろうか...?、って、気になります。

 もうひとつ問題がありました。 シマッタ、めったに無いロザリオビアンコの給食、粒粒にした写真を撮り忘れました。


ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年9月26日)
 9月25日(火曜日)から、本園で営業してます。 巨峰も、ロザリオも、セキレイも、分園に採りに行きますから、 誰か居たりするんですけど、 商品や、販売設備は、すべて本園に移しました。
 分園で営業してた頃は、毎朝、荷物を車に積んで、分園に持って行って、設置して、 夕方には、また本園に持って帰って、設置して、 夜には、家の中に持ち込んで、って繰り返してましたから、 朝晩の荷物運びが必要なくなった分だけでも、ずいぶんと楽になりました。
本園テラスのセキレイ 本園テラスのセキレイ

 本園の売り場です。 今年も、東雲の里アジサイ園の宮上さんの焼き物をならべました。 一番手前にあるのが、今年の夏にいただいたものです。 底に、メダカ...?、のようなものが描かれてるものですから、 「ホンモノのメダカも入れようか。」って話をしてます。
 その宮上さんは、夫婦で掘っ立て小屋を建設中のようです。 上場高原のコスモスが、そろそろ咲き始めてますから、 道路沿いのお客様駐車場に、「掘っ立て小屋の素敵なだんご屋を始めます。」ってことが、 東雲の里”Mとm”のブログに書かれてます。 昨年までは、お弁当を販売されてただけでしたけど、今年は、だんご屋さんつくって、 東雲の里は、まだまだ拡張が続いてます。
本園の売り場の様子

 巨峰は、残り少ないですけど、家庭用袋入りの販売は、まだしばらく続きます。 着色してなくても、熟しすぎになってて、粒落ちとか出てきてるものですから、 巨峰の箱詰め、地方発送は、お勧めできないような時期です。 代わりに、というわけでもないんですけど、セキレイの箱詰め、地方発送を始めました。 ロザリオビアンコも、まだまだありますから、 箱詰め、地方発送は、セキレイとロザリオビアンコの詰め合わせが多いです。

 台風16号が過ぎ去ってホッしてましたのに、台風17号の動きが、またまた心配です。 九州の左側ばかり通ってるので、そろそろ、太平洋沖を通ってくれないかなァ、って思います。


ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年9月28日)
 ロザリオビアンコとセキレイの家庭用袋入りのとこをパックに入れて、 特産館いずみにも持って行き始めました。 売り場には、他の農家さんの巨峰が並んでますから、 少しづつ持って行ってます。
家庭用パック



ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年9月30日)
 夕方、ぶどうの集荷のときに、ヤマト運輸さんが小さな箱を配達してくれました。 品名には、「ハサミ」と書いてあります。 ん〜、どっかに注文したって憶えはないし、「もしかして...」って思いながら、包み紙を剥がすと、 メッセージカードを張り付けた箱が出てきました。 箱の蓋を開けると、綺麗なクッションが敷かれた上に、見慣れたハサミが、 それも、クッション材に包まれてるハサミが、見えました。 ぶどう狩りに来られたときに、間違って持って帰ってしまったって、 送って下さったのです。 かなり使いこんだハサミですし、運賃もかかったでしょうに、 もうしわけないような、ありがとうございますの気持ちでいっぱいです。
ぶどう狩りのハサミ
 電話でも、御礼申し上げましたが、また、ぶどう狩りにおいで下さい。


ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年10月3日)
 毎年、今の時期は、植え替えを考える時期なのですが、 今年の春に植えた苗木が育ってきたこともありまして、 今年も、調子の悪かった木やら、間伐してます。

 まずは、今年の春にシャインマスカットの苗木を植えた畑の巨峰です。 ここの巨峰は、木が元気良すぎなのか、 昔々、ミカンを植えてた畑で、地が深いという言い方をしますが、 根っこが下へ下へと地中深く行ってしまって、 樹勢ばっかりついて、僕らの言うことをきいてくれないのです。 毎年のように、めちゃめちゃ大きい粒になるんですけど、 どうにも色着きが悪くて、酸味が強くて、 ほとんど、まともに販売できたことがなくて、 たくさん買って下さったお客さんにオマケとしてあげたり、 そんな状態だったのです。 違った品種だったら、何か変わるかもしれないってことで、 今年の春に、シャインマスカットなどの苗木を植えていたのです。
 いつもは、もう1年くらいは、ところどころを切り込みながら巨峰を残して、 シャインマスカットを育てるんですけど、 今年も、この畑の巨峰は、ほとんど売り上げがなかったものですから、 手入れをするだけ無駄だった、ってことで、切ることになりました。
巨峰の間伐


ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年10月6日)
 9月25日(火曜日)から、本園で営業してます。 ロザリオ、セキレイを、分園にも採りに行きますから、誰か居たりするんですけど、 商品や、販売設備は、すべて本園に移しました。  ロザリオビアンコとセキレイの家庭用袋入りのとこをパックに入れて、 毎朝、特産館いずみにも持って行きます。 売り場には、他の農家さんの巨峰が並んでますから、少しづつ持って行きます。
 巨峰は、畑には、まだ残っているんですけど、 着色してなかったり、軟くなってしまったり、そんなのばかりになりましたから、販売終了です。 一昨日くらいまでは、売り場に並べてました。 今は、買いに来られたお客さんに、オマケとして少しづつあげたりしてます。 軟くなってしまった房は、もう無理ですけど、 着色してないけど粒に張りのある房は、もしかして着色したら、販売できるかもしれませんけど、 まあ、無理だろうなあって思います。
本園テラスのセキレイ 本園テラスのセキレイ

 本園の売り場です。 東雲の里アジサイ園の宮上さんが、 コーヒーカップを持って来て下さいました。 せっかくなので記念撮影です。 数年前に持って来て下さった一輪挿しと、 試食用のセキレイ、ロザリオビアンコと、一緒に撮りました。
本園の売り場の様子 本園の売り場の様子
 宮上さんは、道路沿いのお客様駐車場に、「掘っ立て小屋の素敵なだんご屋を始めます。」ってことが、 東雲の里”Mとm”のブログに書かれてました。 だんごの実演販売は、まだみたいですけど、 連休ですし、上場高原のコスモスが見ごろになってきてますし、 ってことで、たくさんのお客さんの車が通りますから、 お米、焼き物、他にもあれこれ言ってらしたんですけど、 とにかく、なんでも屋さんみたいにして、お店を始められたようです。
 お店の話は、最初に聞いたんですけど、 その後、メダカの話をされてまして、長時間、話して帰られまして、 最初のお店の話の内容は、思い出せないです。
 メダカの飼い方の話なんですけど、 メダカと言っても、そこいらの川や池にいるようなメダカだけじゃなくて、 錦鯉みたいに、いろんな模様のメダカがいるらしくて、 そんなメダカは、ランクが上のになると、1匹が3万円とか、5万円とか、するらしいんですけど、 そんな最上位ランクのメダカは、全部、売り切れで、買えなくて、 3番目くらいのランクのメダカは、なんとか買えたんで、 それを育てて、交配したら、もっと上のランクのメダカが生まれることもある、 というような話でした。
 高級メダカじゃなくて普通のメダカでも、 飼ってる瓶も自作されますし、 その並べ方とか、水草とか、工夫されてますから、 見に来られる方々を十分に楽しませてらっしゃると思います。

 左側は、収穫が終わった本園の巨峰です。 右側は、ロザリオビアンコの収穫が終わった辺りです。 ロザリオビアンコは、収穫中もビニールをはりっぱなしにしてありますから、 葉っぱが綺麗な緑色のままです。
収穫後の巨峰 収穫後のロザリオビアンコ



ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年10月22日)
 長島町のお客さまから、「セキレイをお土産に、福岡まで行ってきました。」って、 水俣市のお菓子をお土産にいただきました。 水俣市陣内の柳屋本舗さんの「美貴もなか」です。
おみやげ



ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年11月7日)
 巨峰は、すっかり無くなりました。 ロザリオビアンコとセキレイを、本園で販売中です。 ロザリオビアンコは、粒の表面にソバカス模様がでてきた房を、 お客さんや施設の方々にあげてしまったので、たくさんは残ってないですけど、 セキレイは、いつもよりも状態が良いので、まだまだこれからです。 ぶどう狩りも、できます。 ロザリオビアンコとセキレイの家庭用袋入りのとこをパックに入れて、 毎朝、特産館いずみにも持って行きます。

 本園のテラス下に植えてあるセキレイです。 テラスの端っこ、花が咲いてから袋をかけるまでに雨が当たってしまったあたりは、 今年もダメになってしまいました。 テラスの内側、雨が当たらなかったあたりは、大丈夫そうです。 ホントに、雨に弱い品種です。
本園テラスのセキレイ 本園テラスのセキレイ
 お客さんに見えるように、果袋をはずせば眺めが良いんですけど、 鳥に狙われますし、カビみたいなのも発生しやすくなりますし、 なので、何房か見える程度にしてあります。 今のところは、鳥に食べられたりもないみたいです。
 透明なビニール製果袋のサンプルが、何枚か送られてきてたものですから、かぶせてみました。 右側の写真です。 房全体に陽射しが当たりますから、普通の果袋と比べると着色が早いです。 小さな穴があいてて、空気は出入りしますけど、虫は出入りできないようになってます。 あんまり大きな穴でもないですし、真夏には、袋の中が熱くなりすぎるんじゃないかって思って、 使ってなかったんですけど、今の時期なら大丈夫そうです。 もっとも、値段が非常に高いので、全部をこの袋にするってのは、考えてしまいます。 多分、しないと思います。 それに、全部の房が、あんまり早く着色してしまっては、 一番の目的のお歳暮時期までもたないように思えますからね。

 収穫を終わった畑では、葉っぱが少なくなった巨峰に、肥料をまきました。 まだ葉っぱ残ってるものですから、あんまり本格的ではないんですけど、 伸びすぎた枝を切ったり、虫が入り込んでしまった枝がないかチェックしたり、 剪定が始まってます。
 ロザリオビアンコは、ビニールをはりっぱなしにしてありますから、 葉っぱが綺麗な緑色のままで残っているんで、本格的な剪定は、まだまだ先なんですけど、 勢いが強すぎて伸びすぎた枝を切ったり、剪定が始まってます。 基本は、巨峰から剪定なんですけど、寒いときや雨降ったときは、 ビニールはりっぱなしのロザリオビアンコの剪定をしてるようです。
剪定始めたロザリオビアンコ 剪定始めたロザリオビアンコ



ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年11月9日)
 米ノ津小学校4年生の児童さん、8名さんが、見学にやって来ました。 総合的な学習で、出水市の産業などを調べていて、 理解を深めるために、仕事場を訪問して、話を聞いたり、道具を見たり、ということで、 他の行先は、北さつま漁港に9名、米農家さんに7名、雲海酒造さんに4名、 ツル観察センターに4名、みかん農家さんに6名、のり漁師さんに2名、だったようです。 米ノ津駅通りのお菓子屋さんは、米ノ津東小学校の児童さん達を、 西出水のパン屋さんは、西出水小学校の児童さん達を、受け入れてるって話を聞いたことあります。

 まずは、畑の広さを実感してもらうために、ぶどう園の中を一周、歩いてもらいました。 それから、休憩所の席について、生産してるぶどうの種類などを説明した後は、質問コーナーにしました。 何をつくってますか、どのくらいのぶどうがありますか、苦労するのはどういうことですか、 うれしいときはどんなときですか、どんな道具を使ってますか、のような質問でした。 毎年きかれてるような質問内容ではあるんですけど、 なかなかうまく答えられませんが、一生懸命メモしてました。 発表会というか、新聞みたいなのを作るらしいです。
米小4年生の見学 米小4年生の見学

 用紙に質問が印刷してあって、その下に回答というか、聞いたことを書くスペースがあって、 どうやら、1人1人の考えた質問ってよりは、 他の場所に見学に行った子達と共通の質問だったような気がします。 その後に、これぞれの質問ってことだったんでしょうけど、 「じゃあ、食べながら。」って、試食用の冷蔵庫で冷やしといたセキレイとロザリオをだしたもんですから、 そっからは食べるのに一生懸命で、 皮を剥いてから食べるもんですから、手がベトベトでメモすることもできなさそうで、 子供達どうしで喋って、食べてるのにまかせてました。
 食べ終わった頃には、文房具類も仕舞い込まれてて、 お勉強って雰囲気でもなかったので、またぶどう園を見に行くかい...?、ってことで、 子供達は走り回ってました。 3周以上は、走り回ったと思います。
 最後の方になって、担任の先生が様子を見に来られて、 みんなで記念撮影しました。 そして、先生が帰られた後に、またひとっ走りして、 3時半になったら、「じゃ。」って感じで、手を振りながら、帰って行きました。 送り出してから、道路のとこまで出て、後姿を見ていたんですけど、 後ろを振り返ることもなく、元気良く帰って行きました。 振り返るどころか、鬼ごっこが再開されたみたいで、走ってました。
 毎年のことですけど、ホント、よく走るよな〜って思います。 ぶどうを食べる前に手を洗いに行ったときは、遠慮がちだったのか、わりとゆっくり歩いてましたが、 ぶどう食べてる途中で、「手がベタベタになった。」って言いながら手を洗いに行くときは走ってましたし、 トイレに行くのも、ダッシュしてます。 あんだけ動けば、食べ過ぎとか、体重とか、気にしなくて良いですよねえ。


ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年11月24日)
 ロザリオビアンコとセキレイを、本園で販売中です。 ロザリオビアンコは、たくさんは残ってないですけど、 セキレイは、元々の房数が少なかった昨年と比べると、まだたくさん残ってます。 ぶどう狩りも、できます。 ロザリオビアンコとセキレイの家庭用袋入りのとこをパックに入れて、 毎朝、特産館いずみにも持って行きます。

 今の時期にしては珍しく、デイケア施設からのお客さんも来られました。 昨年は、分園に、巨峰の時期に来られたんですけど、 今年は、夏の頃に、「いつまであります..?。」って問い合わせの電話を下さって、 「12月まであります。」って答えたんでしたが、 行事の都合だったのか、ゆっくりと今の時期に来られました。
本園テラスのセキレイ 本園テラスのセキレイ

 土日は、遠方から、鹿児島市内からのぶどう狩りさんも、たまーに来られます。 今日は、同じ時間帯に、2家族のぶどう狩りさんが来られましたが、 どちらも、元気なお子様達でした。 最初のご家族のぶどう狩りは、写真のような様子でした。 写真では見えてないですけど、 脚立の向こう側で、ウチの手伝いさんが脚立を押さえているんですけど、 その脚立に、お子様達が次々に乗って、セキレイを採りました。 1人だけじゃなくて、2人、3人、乗ったりしますし、 一番上に立ったり、元気のよろしいこと、でした。 一緒に、お母さんも脚立に乗ってらっしゃいますし、 そのお母さんの背中では、赤ん坊が寝てたり、してます。 脚立から落ちやしないか、この脚立が倒れやしないかと気になって、つきっきりでした。
本園テラスのセキレイ
 次のぶどう狩りさんも、3名の子供さん達が、かなり元気で、 採ったセキレイを入れた袋を持った男の子が、そのあたりを走り回り、 派手に転び、セキレイを入れた袋が下敷きになったんじゃないかって気もしましたけど、 起き上がって、また走り回り、 たまには、その袋を、地面の上をひきずったり、「わ、わ、わ」ってな感じでした。

 両方の家族とも、かなり喜んで帰られました。 2組とも無事に帰って下さって、良かったです。

 巨峰は、ずいぶんと葉っぱが落ちてしまいましたから、剪定が始まりました。 ここの畑の木は、今年も、かなり元気の良い状態で、粒も大きく、着色も良かったんですけど、 苗木を植えてからの年数が長いものですから、 木が大きくなって広がってきて、隣の木と枝が重なる部分が増えてきてものですから、 間の木を間引くように、6本、切りました。 スコップで根っこを掘って抜いたんですけど、 根っこも良い状態で、もったいなく思えました。
巨峰の間伐



ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年12月5日)
 本園テラスの下に植えてあるセキレイです。 さすがに葉っぱが黄色くなってきます。
 今年の冬は、いつもの冬よりも寒いように思えます。 実際、テレビの天気予報で、 11月の気温変化と平均気温ってのを、グラフで見せてくれてましたけど、 いつもよりも1度くらいづつ寒かったみたいです。
赤嶺(セキレイ)



ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年12月9日)
 宅急便で苗木が送られてきました。 大きめのバケツに水を溜めて、一晩、水に苗木を浸けておくんですけど、 その前に、記念撮影しました。 巨峰の苗木が10本、マスカット系の苗木が10本、合計20本です。
苗木
 明日、畑の中に仮植えします。 穴を掘って、苗木を並べて、枝が隠れるまで土を盛って、土の上に藁を敷き詰めます。 そのまま冬を過ごさせて、ビニールをはって暖かくなった後に、掘り起こして、ちゃんとした場所に植えます。


ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年12月10日)
 以前勤めていた会社の後輩さんから、実家近くのりんご園さんからって、リンゴが届きました。 毎年、ありがとう。 今年のリンゴも、美味しいです。
本園テラスのセキレイ 本園テラスのセキレイ
 この前、関西地区の方が送って下さった信州リンゴも、いつも、美味しいのです。 箱には、「JA上伊那」、「ブランドは中央アルプス」って書いてありました。 毎年、買いに行ってらっしゃるみたいです。

 今年は、カタログギフトなるものをいただく機会がありまして、 郵送で届いたカタログをパラパラとめくるんですけど、 欲しい物だらけのような、選べそうなものが無いようなで、 好きなリンゴを、健康にも良さ気なリンゴを注文しました。 そのカタログギフトのリンゴと、後輩さんからのリンゴと、関西の方からのリンゴと、 同じような時期に届いたもんですから、食べ比べになってしまうんです。 毎年送って下さるお二方のリンゴは、食べ慣れてる味ってこともあるんでしょうね、 やっぱり美味しく感じてしまいます。


ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年12月11日)
 セキレイを、本園で販売中です。 ロザリオビアンコも、「ありますよ。」って言える程ではないですけど、少しは残ってます。 セキレイは、元々の房数が少なかった昨年と比べると、まだたくさん残ってます。 ぶどう狩りも、できます。
 家庭用袋入りのとこをパックに入れて、 毎朝、特産館いずみにも持って行きます。 本園で家庭用袋入りを販売するときには、セキレイの方が人気があるんですけど、 特産館に持って行くパックは、ロザリオビアンコが入ってた方が人気があるみたいです。 ロザリオビアンコは、少しづつパックに入れるようにして、 できるだけ遅くまで入れるようにって考えてきたんですけど、そろそろ無くなりそうです。

 土曜日、20名様だったか、大人数で、ぶどう狩りに来られました。 今の時期に、この人数は珍しいです。 小学校6年生の思い出にって、クラスの中の希望者だけで、保護者の方々も数人付き添って、 卒業遠足みたいにして来られました。 まずは米ノ津のミカン園にミカン狩りに行って、 ここでぶどう狩りして、ツル観察センターに寄って、帰られる予定だったようです。
 朝から雨模様で、ミカン狩りの途中で、 ヒョウのような雨に降られたようなことを言ってらっしゃいました。 子供達は、ぶどうを採り終わった後は、 ミカン園を走り回れなかった分まで、テラスの下を、セキレイの下を走り回ってました。 質問コーナーはなかったですけど、 米ノ津小学校の児童さん達が見学にきたときと同じような光景でした。
本園テラスのセキレイ 本園テラスのセキレイ

 苗木を仮植えしたとこです。 途中経過は、撮り忘れてしまいました。
苗木の仮植え



ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年12月12日)
 テラスの下のセキレイは、お客さんに見えるようにって、いくつか袋をはずしてあるもんですから、 鳥に狙われてしまいます。 だいたいは、枝から下がったままの状態で、あちこちかじられるんですけど、 こいつは、一粒丸ごと盗って、地面で、ゆっくり食べてます。
赤嶺(セキレイ) 赤嶺(セキレイ)



ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年12月13日)
 この前のとは違う苗木屋さんから、苗木が送られてきました。 大きめのバケツに水を溜めて、一晩、水に苗木を浸けておきます。 巨峰の苗木が12本、ロザリオビアンコの苗木が2本、合計14本です。 巨峰の苗木は、根っこも頑丈でしたけど、ロザリオビアンコの苗木の根っこは、ちょっと成長不足かな...、でした。 大きく育ってくれることを願います。
苗木



ぶどう園日記 現在状況報告編(2012年12月14日)
 昨日の苗木を、畑の中に仮植えしました。 穴を掘って、苗木を並べて、枝が隠れるまで土を盛って、土の上に藁を敷き詰めます。 そのまま冬を過ごさせて、ビニールをはって暖かくなった後に、掘り起こして、ちゃんとした場所に植えます。 今度は、途中経過を、苗木を土に埋める前の状態を撮れました。
苗木 苗木


ぶどう園日記に戻る。
山門ぶどう園のホームページに戻る。
(C) COPYRIGHT 2005-2012 HIROSHI YAMAKADO. ALL RIGHTS RESERVED.