山門ぶどう園のページに戻る。
出水市ローカルニュース・バックナンバーのページに戻る。
西出水小学校の交流給食
(最終更新日:2011年1月21日) |
今日は、西出水小学校の招待給食にお呼ばれしてましたから、行ってきました。
今年で4回目です。
1月24日が学校給食記念日で、その日をはさんだ週あたりを学校給食週間とされてて、
今年の西出水小学校では、1月を学校給食月間として、
鹿児島で採れたものを丸ごと使った学校給食が実施されてます。
今日は、朝からロザリオの二重ハウスのビニールを広げてたもんですから、
かなり汗かいてしまっていたので、着替えてからでかけたんですけど、
閉め切ったロザリオのビニールハウスの中と外では、温度が全然違ってまして、
やっぱり寒かったです。
でも、元気な子供達の中に入っていくので、
綿の入った防寒着で着膨れ状態ってわけにはいかなくて、
精一杯薄着っぽくして行きました。
集合場所の家庭科室に行ったら、他の業者さん達もいらしてて、
膝をつき合わせるようにしてストーブを囲んで、
年初めの大雪のときに配達が大変だった話など、談笑されてました。
ホント、寒い日が続いていたのです。
業者さん達は、4年前の第一回目のときと比べると、
招待給食にも、だんだんと慣れてきてらっしゃるのかなあって雰囲気でした。
校長先生、栄養士さんの話を聞いてから、1食分の給食費として、235円支払って、
ちょっとだけシーンとした雰囲気の中で、児童さん達が迎えに来るのを待ってました。
家庭科室の出入り口から給食室が見えてるんですけど、
給食室の取り出し口に児童さん達が集まって、給食を運び出してました。
見ると、大きな鍋や食器の横に、
丸のままのミカンが入った透明袋が置いてあります。
女の子の名前のような、似たような名前のミカンが何種類かあって、
僕には見た目で区別がつかないもんですから、何かなあって思って献立表を見たら、
今日のミカンは、「はやか」でした。
1月は、ミカン、はやか、デコポン、品種は違いますけど、1週間に2回、みかんの日があるようです。
前回までは、待ってる間は、緊張感いっぱいで、あちこち見る余裕がなくて気がつかなかったんですけど、
今日は、給食を受け取りにきた子供達の大きな声が聞こえてきました。
給食着を着た給食当番の5人、6人が、牛乳が入れてある大きな冷蔵庫の前に並んで、
「こんにちは。いつも美味しい給食をありがとうございます。」のようなことを、
もちょっと長い挨拶だったんですけど、メモとれなくて憶えてないですけど、
皆で声を合わせて言ってから、牛乳を受け取って、
こちら側の棚から他の給食を受け取ってました。
先生も給食着を着て、一緒にいらしてます。
なんだか、僕が小学校の頃の給食着は、白い割烹着って感じのものでしたが、
それと比べると、ピンクがかったり、ブルーがかったり、綺麗な色してて、可愛い感じです。
さて、子供達が呼びに来てくれました。
業者さん達は、僕よりも年上の方々が多いもんですからね、
家庭科室の入口で、子供達が、
「4年3組です。ミカン園の東さん、お願いします。」のように呼んでくれるんですけど、
声が高いからか、声が小さいからか、なかなか聞きとれないみたいで、
どなたか代表して近くに寄って行って、名前を聞き直したりしてるんですけど、
どなたが呼ばれたのか、なかなか分からないようで、大変でした。
僕が呼ばれて行ったのは、4年1組で、
教室に着いたら、クラス担任以外の先生も、一人いらしてました。
子供達は、あれれ、みんなマスクしてるような...?。
先生も...?。
ワイワイと元気そうで、みんな風邪ってわけではなさそうですけど、
予防のためにマスクしてる子が多いみたいです。
日直さん二人が教壇のとこに行って、
まずは、「では、マスクを外して下さい。」って声をかけて、
みんな、マスクを外して、マスク入れみたいなのに入れて、
それから、「感謝して、いただきます。」って声をそろえて挨拶してから食べ始めました。
今日の献立は、「赤飯、さつま汁、きびなごのナッツがらめ、はやか、牛乳」でした。
招待給食は、4回連続でご飯です。
欠席の子がいたのか、牛乳とミカンが2、3個、余ってたみたいで、
食べ始めたと同時に、先生が声をかけて、教壇のとこでジャンケン大会でした。
僕の右側の子は、ミカンをゲットしてきまして、「4連勝」とか言ってましたが、
左側の子は、残念だったみたいです。
給食は、相変わらず美味しくて、よ〜く噛んで、ゆっくり食べることができました。
って、食べてしまった今は言えますけど、ホントは、昨年のデコポンに引き続き、赤飯が苦手で、
ほとんど食べたことないんです。
粒々小豆が入ったゼンザイと海苔を巻いた餅以外は、
餅、餅米使ってあるものが全般的に苦手なのです。
まあ、そうも言えませんから、ゴマ塩かけて、ゆっくり噛みしめて食べたんですけど、
餅っぽくなくて、プチプチしてて美味しかったですよ。
給食になると、食べれるもんですねえ。
「きびなごのナッツがらめ」は、キビナゴが丸ごと使ってあって、
親戚の子が、煮つけたキビナゴだったんですけど、
あの小さなキビナゴの頭を取り外して、内臓や骨を取り外して、
実の部分だけを食べるのを見たことあったんで、
ここの子供達にはどうなのかなあって思っていたんですけど、
みんな、頭から丸ごと食べてました。
種が多くて、食べてる間中、ずーっと種を出し続けないといけない気がして、
ポンカンが苦手なんですけど、
今日の「はやか」って、ポンカンの系統だったような気がするんですよね、
案の定、種が多かったです。
種が1個だけ入ってるんだったら、まだなんとかなるんですけど、
いくつもいくつも出てきたり、いったい何個の種が入ってんだって思いながら食べてました。
「ぶどは、種からホルモンが出て甘くなるので、種ありの方が美味しい!。」と言い続けて、
種ありのぶどうばかりを生産してるわりには、ミカンの種ありは苦手なのです。
勝手な話だとは思うんですけど、でもやっぱり、何個もある種を出すのが面倒で、
普通のミカンみたいに種が無ければ良いのになあって思ってしまいます。
部屋の中で食べるときは、ちょっと上品に種を出さなきゃって思って気をつかいますが、
畑で食べるときには、「ぷっぷっ」って、そこらに種を飛ばしながら食べすから、
種のあるミカンも食べやすかったりします。
そう思いながらも、種を出しながら、一生懸命に食べていたのですが、
隣の子は、「種出すの...?。」ってきいてきました。
種を飲み込んでしまのか、噛んで食べるのか聞きそびれましたが、
種を出さないらしいです。
そう言えば、小さい頃、スイカを食べるときに、
僕は、チマチマと指や箸でつっついて種を取り除いてから食べてましたけど、
種ごとバクバク食べる友達っていました。
あの感覚からすると、ミカンを種ごと食べる子がいても不思議じゃあないですね。
そっから、ぶどうの種はどうする...?って話になって、
「ぶどうも、皮ごと食べることはあっても、種は出すよ。」のようなことを言ったら、
皮ごと食べることは不思議そうにしてました。
僕にとっては、ミカンを種ごと食べる方が不思議です。
噛めば苦そうですし、
丸ごと飲み込むと、尖った部分が胃とか腸とか刺さって穴が空いて、
って想像が膨らんでしまいます。
こんな感じで、隣に座ってる子達が、ぶどう園のことなどを一生懸命に話しかけて、
僕の話を聞いてくれてました。
女の子達は、お互いの髪型の話、
「どうやったの...?、スプレー使ってるの...?。」のような話をしたり、
男の子達も一緒になって、「嵐のメンバー、誰がいい...?。」、
「大野君がいい。」、「櫻井君がいい。」、「マツジュンは、ちょっとねえ。」、
賑やかに、そんな話をしながら食べてました。
給食時間の校内放送もあったと思うんですけど、ほとんど聞こえてなかったです。
6人の班の子達と一緒に食べたのですが、他の班の子達にも何か話をってことで、
食べ終わってから、自己紹介のようなことで良いから、
ちょこっと話をして下さいってことだったので、
夏の収穫時期だけじゃなくて、冬の間も頑張って働いてますってことや、
米ノ津小学校の子達が見学に来たりしますよってことなど、
慣れずにまとまりの無い話でしたが、頑張って話してみました。
参考資料として、1月の献立表を下さったんですけど、
次の日の献立も、なんだか気になりました。
「パン、タイピーエン(太平燕)、竹輪のいそべ揚げ、栗きんとん、牛乳」です。
タイピーエンって、どんなんだ...?、って感じです。
想像としては、燕の巣とか入った中華料理を思いうかべたんですけど、
検索すると、日本風にアレンジされて、
春雨スープにエビ、イカ、豚肉、白菜、タケノコ、キクラゲなどの五目炒めを合わせ、
揚げ玉子を添えたもの、熊本県の郷土料理でもあるらしくて、
似たようなのは食べてるかもしれませんが、
本格的なものは、食べたことはないように思います。
その次の日の献立は、「肉まん、皿うどん、チキン南蛮、牛乳」です。
最初の集合場所の家庭科室に戻って、感想、アンケートを書いてると、
給食室の方から、また子供達の声が聞こえてきました。
「ごちそうさま。ありがとうございます。」のようなことを言ってから、
食器類を返却してるとこでした。
出水市の紹介ページに戻る。
山門ぶどう園のホームページに戻る。
(C) COPYRIGHT 2012 HIROSHI YAMAKADO. ALL RIGHTS RESERVED.