剪定開始 12月10日

 今日から剪定開始というわけではありませんが、 葉っぱが落ちたところから剪定しようじゃないか、ということで、 最近、荒剪定を始めました。 今は、枯れ枝を切ったり、ちょっと太くなりすぎたり、 来年の種枝になりそうにない枝を切ってるだけです。

 本園のビニールハウス園の木には、まだ葉っぱが付いてるので、分園の木から剪定始めました。

 葉っぱの生い茂ったぶどう園だけしか見たことない人は、 この写真の状態の葡萄の木は、なんだか葡萄の木と思えないでしょうね。 見たことないんで、当たり前ですが。
 葡萄の木の形は、そのぶどう園によって、というか、剪定する人によって癖があるようで、 葡萄の木を見慣れてるボクでも、 見なれない形の剪定結果を見ると、なんか気持ち悪い感じもするんですよ。 長年見てきた葡萄の木と形が、普通の葡萄の木の形と思ってるので、 それ以外の形してると、「もちょっと手入れして欲しいなぁ。」という気がするんですよ。 ホントは、どんな形が一番良いのか、まだまだ分かってないみたいなんですけどね。 研究者によって、いろいろとお勧めがあるようで。
 プログラマが、他人のコーディング見たときに、 「なんか、ヤだなぁ。」と思うのと同じようなもんです。 ...これは、ボクだけだったのかもしれませんね。

 冬の健康状態というのは、かなり重要な要素で、 木肌が元気だと、寒い冬を乗り越えて、春になって元気な芽を伸ばして、 大きな花芽を付けますが、 台風の影響を受けた年とか、収穫時期に病気が入った年とか、 葉が早く落ちてしまって、健康状態が悪いと、 冬の間に枯れてしまったり、春になっても芽が出なかったり、花芽を付けてくれなかったりします。



最終更新日:1996年12月10日
(C) COPYRIGHT 1996-1997 HIROSHI YAMAKADO. ALL RIGHTS RESERVED.