ビニール掛け 2月1日、2日

 ビニール掛けの様子を、走り回ってる様子を、写真に撮って紹介したいのですが、 毎年毎年、あまりにも忙しくて、デジカメで撮ってる時間がもったいないのです。 ず〜っとデジカメ持ち歩いてては、それこそ仕事になりません。
 特に、朝7時〜10時くらいまでの風の吹かない時間帯と、 それ以降の、微風であっても風が吹く時間帯とでは、作業の進み具合が、労力が、全然違うのです。 風の吹かないときは、広げたビニールを、そのまま置いといても大丈夫ななくらいですから、 さっさと広げてしまって、所々留めていくだけで良いのです。 でも、微風でも吹き始めると、ビニールが飛ばないように捕まえてる人数が必要になります。

 以前は、ビニールハウスを建ててくれた八代市の人達が、 毎年毎年、2月10くらいの風の吹いてない日を選んで来てくれて、ビニール掛けしてたのです。 最近は、ビニールハウス建てを専門にしてた人達が、 会社に勤めるようになってしまって、平日では人が集まらず、 土日に、集められるだけの人数を集めて、ビニールを掛けてしまおうということにしてたのです。
 ビニール掛けできるのが土日だけとなると、 その日に風が強く吹いて、ビニール掛けれなかったら、次の土日まで一週間待たねばならない。 そうすると、芽の出る時期が遅くなり、収穫時期も遅くなる可能性が出てくる。 といことで、以前よりもちょいと早めにビニール掛けの予定を組むようになりました。 天井部分のビニールを早く掛けても、サイド部分を開けっ放しにしてますから、 芽の出る時期とは以前と変わらないのです。
 だいたい日曜日は、ツルマラソンの日になります。 で、その前日は、雨前のためか、風の無いどんよりした日で、 ビニール張りにはもってこいです。 マラソンランナーには、ちょっと困った雨かもしれませんが。

 ビニール掛けは、体がクタビレタのもあるけど、風が吹くか、吹かないか、と、ずっと心配してたので、 そちらの気疲れの方が大きいです。
 前日まで風強かったんだけど、今朝から10時までは、パタッと風が無くて、 非常にありがたかったです。 土日でないと、人が集まらなくて、で、風が強いと、人がたくさんいても、仕事進まなくて。 動いて汗かいて、暖かくて、ビールもたくさん出ました。
 この2日間で、ビニール掛けるには掛けたのですが、 ちょこまと、ビニール掛けの残り作業が続いてます。 これが結構面倒です。



ぶどう園日記 現在状況報告編(2月20日)
 ビニールを張り終えたビニールハウスです。 ビニールを、ギザギザした針金、マイカー線、網で、ビニールハウスの鉄骨に固定します。 地域によって、ビニールハウスの強度とかに差があるみたいですけど、 この辺は、山、林、竹林、それに、高層ビルなんていう障害物も無いもので、 そりゃまぁ、風の通りが良いんですよ。 春一番の突風にしろ、台風にしろ、夏場の自然クーラー的なそよ風にしろ、 とにかく、風がよくあたるんですよ。 で、適当にビニールを固定してると、春一番の突風で、ビニールが吹き飛ばされてしまうのです。 一度ビニールを吹き飛ばされると、その後始末をしてから、また張り直さなければなりません。 そんなことをするくらいなら、ってことで、かなり厳重に固定してます。 今みたいに厳重にするようになってからは、吹き飛ばされてないので、 (そんなに強い突風きてないからかもしんないけど。) 一度吹き飛ばされるまでは、今のやり方でいこうと思います。

 今年も、ビニール張りの様子を写真に撮ることできなかったので、 出来上がったビニールハウスの様子を説明しましょう。





 これ、温度センサーです。





最終更新日:1998年2月20日
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