「土産」のとこにも、同じようなこと書いてますけど、念押しで書いときましょう。
御中元と言うと、酒類、缶詰類、石鹸類、色々と思い浮かべるものも多いです。
でもですね、酒類やら缶詰類やらは、長く保存が利くだけに、
他家への御中元として、そのまま回されることも多いんじゃないでしょうか。
実物見て食べた記憶がないと、御中元もらったを忘れてしまう、
ということはないにしても、なんとも薄い印象しか残らないでしょ。
それに比べて葡萄のような生鮮物は、箱を開けて、中身の鮮度を確認しますから、
一部分をお裾分け程度ならOKでも、そのまま他家に回すことはできないのです。
ということで、御中元の葡萄は、家族みんなで食べれて、みんなに喜ばれます。
御中元時期が近づいてくると、
「去年の今頃、御中元に葡萄をもらったんでしたねぇ。
ウチの子供たちが喜びましてねぇ、ありがとうございました。」って、
それとなく催促されるくらいに、いつまでもいつまでも、記憶に残ってるんじゃないでしょか。